e-bike試乗レビュー

「e-bike×キャンピングカー」で、大自然を優雅に自由に遊ぶ!!【後編】

 ヨーロッパスタイルの「e-bike×キャンピングカー」で長野県の富士見パノラマリゾートにやって来たe-bike部一同。前編ではキャンピングカーでの移動の快適さ、MTBフィールドを超満喫してテンション上がりっぱなし!! なところまでご紹介しました。後編ではさらに「e-bike×キャンピングカー」を楽しみまくるe-bike部活動の様子をどうぞ♪

e-bike体験をさらに豊かにするキャンピングカーという拠点

 率直な話、予想を遥かに超えて楽しめた富士見パノラマリゾートでのe-bikeサイクリングでした。自然の中で鳥のさえずりを楽しみつつ、美しい風景を眺めて走れた山頂周回ルート。そしてドキドキ感あり絶景ありのダウンヒル。e-bikeでなくてもできることはできますが、e-bikeだと体への負担を抑えつつ、ラクに「美味しいとこ取り」できます!!

 そして今回はそれらに加え、キャンピングカーという拠点があること。これが大きいです。ただでさえ楽しいe-bikeアクティビティを、よりいっそう豊かにしてくれました。

 どんなふうに豊か? それは、e-bikeアクティビティをキャンピングカーとともに楽しんでいる様子をご覧いただければ一目瞭然。写真でご覧ください。

ダウンヒル最高だぜ~っと下ってきたら、移動式拠点ことキャンピングカー。本日のアクティビティはココでだいたい終了です。後は……豊かな自然の中でくつろぐだけ♪
バッテリーはたいして減っていませんが、明日もe-bikeで走りますので、充電充電!
キャンピングカーに積んできたポータブル電源でe-bikeを充電します。e-bike云々は抜きとしても、このクラスのキャンピングカーの予備電源として、ポータブル電源は必需品といえる装備です
キャンピングカーを使ったサイクリングでは、拠点となるキャンピングカーが出発点であり到着地点です。ここが家。サイクリング後、家に着いたら、まずシャワー。そう! キャンピングカーに戻ればシャワーが浴びられる! これは大きい♪
冷蔵庫もあります。……そうなんです、「ココが家」といえる拠点ですので、サイクリング後にシャワーを浴びて冷えた飲み物でリラックス、なんてことも現実的
キャンピングカー後部の寝室。大人2人+子ども1人が寝られるスペースがあります。シャワー後、もうヘトヘト! なら、すぐ寝られます♪
キャンピングカー前方の寝室。このスペースの上部が降りてきてベッドに早変わり。大人2人くらいが寝られる広さ
こちらはキャンピングカー前方。ベッドを下ろす前は、6人くらいが余裕で座って集えるスペースがあります
キッチンもあります。実際に調理できる設備ですが、今日は天気もいいので夕食は外でバーベキュー♪ 手前の丸いのは蓋を閉めた流し台です
はいはいはい、夕方になってきましたので、バーベキューの時間ですよ~
設営準備中にe-bikeを走らせ、地元のスーパーで買ってきた肉
こちらは道の駅で購入したジビエ(狩猟で得られた天然野生鳥獣の食肉)。猪のジビエってどんな味なのかe-bike部メンバーは全員興味津々です
久々のキャンピングカー活動で、やる気満々、焼く気も満々な難波氏。キャンピングカーの真横で行なうバーベキューは、キャンピングカーのストレージから道具を出して広げれば準備OK。オートキャンプ全般にいえることですが、手軽に楽しめてラクです
焼けてきました。いただきま~す。これらすべて富士見町で調達した地元の食材ですが、とりわけ野菜が美味。収穫時期の長野県すげー! とメンバー一同大喜びでした
e-bikeで運動したぶん、しっかり食べて、食べて、食べて……夜が更けていくのでありました。ごちそうさま!

 こんな感じでキャンピングカーを使ってみて、キャンピングカーに対する見方が大きく変わりました。 ツカエル度がハンパないです、キャンピングカー! 特にe-bikeと組み合わせると、これまでなかった大きな利便が得られます。 e-bikeの運搬も充電もでき、シャワーも冷蔵庫もソファーもベッドも完備し、走って移動までできるe-bike拠点。最高です♪

  すでにキャンピングカーを利用している方は、e-bikeに乗らないのはモッタイナイ!! キャンピングカーって車両が大きいので、頻繁に運転するのはちょっと大変。ハッキリ言って一度駐めたら「次の大きな移動まではそのまま駐めておきたい」みたいな感じですよね。

 そこにe-bikeがあれば、「地元のスーパーまで往復10kmくらいあるけど、ちょっとe-bikeで行って食材買ってくるね」ということができちゃいます。10kmだったらe-bikeで30分くらい。荷物をたくさん積んでもアシストのおかげで、たいして負担になりません。

 あるいは、キャンピングカーを拠点として観光した場合にも大きなメリットが!! 「周辺を2~3km歩いて見て回ろう」というところを「周辺を20~30km走ってたっぷり観光しよう」ということができちゃうわけです。距離の差は10倍なので体験できるエリアも10倍。 でもかかる時間はどちらも1時間~1時間半程度。e-bikeを使わない手はないですね。

 とまあゴチャゴチャ書いてますが、体験したらよくわかりました。 e-bikeとキャンピングカーは、それぞれのユーザーが求める「あと、これができればいいなあ」を非常によく補完し合う関係にある ことが。意外ですが、とてもリアルな関係性です。

飲んで食べてたっぷり休んだ翌朝は?

 e-bikeサイクリングとダウンヒルを終えた直後に、拠点キャンピングカーでシャワー浴びてサッパリして、たっぷり飲み食いして熟睡したe-bike部の面々。アクティビティ2日目はどうしたかといいますと、のんびりした朝を過ごし(清水氏は朝からコースに行きましたが)、信州の裏道細道を気持ちよくサイクリングし、さらにはヒルクライムまで堪能するのでした。その様子を写真と説明文でご覧ください。

朝はキャンピングカーから出て、優雅にモーニングコーヒーを
ココが家という状態なので、宿泊施設での荷物まとめやチェックアウトなどに時間を取られません。時間がたっぷりある感覚です
走り出す前に、今回のe-bikeアクティビティの目的のひとつ「バードウォッチング」を。難波氏も筆者も自前の双眼鏡を持参しました
「遠くの山々がキレイに見えるけど……この森には鳥がいない」と難波氏
「葉っぱばっかり見えるものの、鳥の、さえずりすら聞こえない」……朝のバードウォッチング失敗のもよう
気を取り直してe-bikeでサイクリング開始。バードウォッチング失敗で若干凹んだものの、e-bikeで軽快に走り始めると、信州の美しい自然が気分をアゲてくれます。甲州街道を避け、その裏道を東南に進んでいきます
どうしても双眼鏡で鳥を見たい難波氏。だからって害獣よけの鳥型カイトを見るのはよしなさいってば!
にしても、めちゃめちゃ爽快な道です。単なる裏道なんですけどね
国道の裏道や脇道を走っていると、こういった広々とした風景ばかり。アップダウンはそこそこありますが、e-bikeなので苦しさは全然なく、話をしながら走れます。ちなみにこの橋は、釜無川を西へと渡る橋です
日本人にとっての原風景のようなところがたくさん
キャンピングカーで拠点を構え、その周辺をゆったりのんびりとe-bikeでサイクリング。ヨーロッパスタイルもこういうアクティビティで休暇を優雅に過ごすんだそうです
300m左側には国道が走っていますが、そこからちょっと離れるとこんな道が。走った身からすると「作り話みたいにキレイな道」という印象です
「ちょっと停まって写真撮りましょうよ、冗談みたいにキレイな風景だし!」と他メンバー。こんな光景と無数に巡り会える秋の信州e-bikeサイクリング、サイコーですっ! 場所は釜無川沿い
林道「雨乞尾白川線(アマゴイオジロカワセン)」に入ります。わりとキレイに整備された林道ですが、クルマも自転車もほとんど見かけません。普通の自転車だときっちりとトレーニングになってしまうレベルの激坂が続きます
関東の林道ではあまり見ない、落葉樹が多くて明るい印象の林道です。難波氏は久々にヒルクライムできてご満悦。清水氏は「撮れ高が凄い、いい風景ばっか!」と、やはりご満悦
下には渓流が。コレって白州の源流?
この林道、後から調べると平均斜度約9%・約5kmのヒルクライムでした。上りっぱなしで急斜高めなので、e-bikeでも心拍が若干上がり気味になりなすが、それでも周囲の風景を楽しみながら会話しつつ走っていけます
ぜんっぜん交通がなくて静かな環境です。e-bikeでなかったら「急でキツそうだからやめておこう」となりそう。e-bikeが連れてきてくれた信州の林道、といえそうです
たっぷり写真を撮って一休みしたら、さぁヒルクライムの続きです
ヒルクライム完了。空が近い! 後は舗装路のダウンヒルです♪

 そして帰途へ。キャンピングカーのある拠点へe-bikeサイクリングです。実は帰り道がけっこう上りが続きましたが、そこはe-bike。夕暮れ前の風景を楽しみながら走ることができました。

 これが今回の「e-bike×キャンピングカー」アクティビティ。 キャンピングカーを拠点にするとe-bikeの楽しさが倍増する感じ ですが、でも、この季節の信州にてe-bikeサイクリングするだけでサイコーに気分爽快ですので、ゼヒ!! 富士見パノラマリゾートでのMTB走行もサイコーですので、ゼヒゼヒ!! 雪が降るまでe-bikeのハイシーズンですので、ゼヒゼヒゼヒe-bikeに乗りまくって参りましょう!!

 余談ですが、こういった「e-bike×キャンピングカー」アクティビティを楽しめる場所は富士見パノラマリゾート以外にもいくつかあります。具体的にいくつか挙げてみましょう。

 例えば「Hakuba47」の夏シーズン。冬シーズンはスキー場ですが、夏はMTBのテーマパークが開かれます。また、白馬なので周辺にはMTBパークや林道も豊富にあります。

 あるいは富士山周辺。拠点を「ふもとっぱらキャンプ場」にして、「ふじてん」MTBコースで遊んだり、富士五湖周辺のサイクリングを楽しんだり。

 福島県の磐梯高原(裏磐梯)もいいですね。四季を通して絶景を楽しめる高原リゾートとして有名なエリアですが、桧原湖や猪苗代湖など湖周辺にはキャンプ場が多く、拠点とすることができます。MTBコースはありませんが、周辺にMTB走行可能なルートがたくさんあります。ちなみに「猪苗代湖モビレージキャンプ場」の中には短いMTBコースがあったりもします。

 それと、軽井沢の「北軽井沢スウィートグラスキャンプ場」もおもしろいです。山と林に囲まれたオートキャンプ向けフィールドで、間近に浅間山を眺められます。キャンプ場を含む盆地のようなエリア内に小さな観光スポットが多々ありますので、e-bikeが役立つこと請け合い。また標高差400m少々の峠を越えつつ、15kmほど走れば軽井沢の街に出られますので、そこでもe-bikeが大いに役立つことでしょう。

 少し探しただけでこれだけの「e-bike×キャンピングカー」アクティビティを楽しめるスポットがあります。 e-bikeもキャンピングカーもレンタルするという手もあり、 そうすれば意外なほど少ない出費で、これまで経験したことのないような素晴らしいアウトドアアクティビティを堪能することができると思います。e-bikeやキャンピングカーを使って、ぜひ新たな楽しみを見出してください♪

前編はこちら

スタパ齋藤