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[始めよう薬膳レシピ35]だるさ夏風邪緩和に「シャキシャキ、シソ巻き」
2018年 5月 18日 18:00
![](https://asset.watch.impress.co.jp/img/kdw/docs/1163/376/4JpUXRizUb15yDuJZ_KL4UqMklSoapKS.jpg)
梅雨が迫り、徐々に雨の日が増える時季に入りますね。今回は、気温や湿度の変化で起こるだるさを軽減する「シソ」、滋養を補う「ヤマイモ」「鶏肉」を使った「シャキシャキ、シソ巻き」のレシピをご紹介します。「ヤマイモ」と「鶏肉」はどちらも消化しやすく、「シソ」は風邪の初期症状にも効くので、体調不良を感じたときにも役立つメニューですよ。さっぱりいただける味なので、雨でどんよりした気分が続いたときもおすすめです。
「シャキシャキ、シソ巻き」の食材効果
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今回ご紹介するのは、体に力を付けやすく、召し上がる方の体質を選ばない「ヤマイモ」と「鶏肉」を使った、だるさを緩和してくれる「シャキシャキ、シソ巻き」です。
「シソ」は消化力をUPしたり、発汗を促すので、気温や湿度が変化しやすい梅雨の時季の、だるさや寒気を解消するのに役立ちます。「夏風邪を引いたかな」と思ったときも使える、葉物野菜ですよ。
味付けに使う「梅干し」は、含まれる「クエン酸」が疲労回復を促すほか、手軽に「ミネラル」も補えるため、普段から調味料の代わりに使ってみてくださいね。
「シャキシャキ、シソ巻き」の材料
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<材料:2~3人分>
鶏ササミ肉:250~270g
酒:少々(鶏ササミ肉を茹でるとき使用)
水:少々(鶏ササミ肉を茹でるとき使用)
ヤマイモまたはナガイモ:220gほど
シソ:10~15枚
梅干し:大3粒ほど(梅肉でもOK、量はお好みで増減可
「シャキシャキ、シソ巻き」の作り方
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1.鶏ササミ肉は、筋があれば取り除いてから、縦に2~3つに切り分けます。丸ごと茹でたあとに、手で割いてもOKです
2.鍋で湯を沸かし、ササミ、酒、塩を入れて3分ほど茹でたら火を消し、余熱で2~3分置いてから取り出して、水分を拭き取っておきましょう
3.ヤマイモは皮を剥き、長さ7cmほど、幅1.5cmほどの拍子木切りにしておきます
4.梅干しは種を外してから包丁で細かく刻み、ペースト状にしておきます。粘りが強いときは、少量の水を加えて溶きましょう
5.梅干しペーストをシソの表面に薄く伸ばし、2.3.を巻けば出来上がりです。シソのつなぎ目に梅干しを塗るようにして留めると、剥がれにくいですよ
薬効1「シソ」
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「シソ(紫蘇)」は、「辛」味という分類なので、寒気を和らげ、体を温めます。落ちた食欲を回復するほか、抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防や、美容への効果が期待される葉物野菜でもありますよ。シソの香りはストレスも緩和してくれるため、ぜひ香りも楽しんでくださいね。