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スマホサイズのバーナー「G-ストーブ」がソロキャンや登山にぴったり!
2023年4月6日 09:05
ソロキャンプや登山、ツーリングなどで、必要なギアを1人で持ち運ぶとなると、かさばる荷物は極力減らしたいもの。当然、調理用のバーナー(ストーブ)としてはシングルバーナーが有力候補に挙がります。
そんな中、収納時の厚さが25mmのブック型シングルバーナー「SOTO(ソト) G-ストーブ ST-320」を使ってみたら、とても活躍しました!
携帯性に優れたスリムなボディ
「G-ストーブ」は、新富士バーナーが展開するアウトドア用品ブランド・SOTO(ソト)のシングルバーナーです。
バーナー部を本体にセットし、別売のカセットガスボンベ(CB缶)を取り付けて使用します。
メインパーツのほか、補助ゴトク、専用の収納ケースが付属します。
バーナー部は本体に収納可能で、冊子形状のコンパクトなサイズで持ち運べます。
折り畳み時の本体サイズはスマートフォンとほぼ同じで、使い捨て100円ライターと同じくらいの高さです。付属の収納ケースに補助ゴトクを一緒に入れて、スリムに携帯できます。
風防いらずで効率良く燃焼する
アウトドアでバーナーを使う際に心配なのが、風による立ち消えです。立ち消えを防ぐには「風防(ウインドスクリーン)」が有効ですが、一般的なバーナーではオプション品となるため、別途購入する必要があります。
一方、SOTO「G-ストーブ」は、V字に開いた本体が風防の役割を果たすので、屋外でも火が消えにくいのがうれしいポイント。また、バーナーの熱からカセットガスボンベを保護する遮熱板にも、小さいながら風防効果が期待できます。
さらに、バーナーを囲むような本体のV字構造には遮熱効果もあり、アウトドアでも効率良く燃焼します。
実際、微風が吹く屋外で、フタなしのステンレス製クッカーを使って400mlの水を沸騰させるのにかかった時間は5分程度でした。
風防効果や遮熱効果のおかげで、風による立ち消えもなく、火力も安定していた様子。
このように比較的短時間でお湯が沸くので、キャンプや登山などの際も、お茶やコーヒーをスピーディーに淹れられます。
なお、燃焼中および消火直後は、本体、バーナー、補助ゴトクなどがかなり熱くなっているので、直接触れないように注意が必要です。
災害時の備えにも便利
シングルバーナーのモデルによっては、屋外での使用に向くOD缶(アウトドア缶)と呼ばれるガス缶を燃料に使用するタイプもあります。
アウトドアでもガス出力が安定し、サイズがコンパクトといったメリットがあります。ただし購入場所がアウトドアショップやホームセンターなどに限られ、ランニングコストが高いなどが難点です。
その点、SOTO「G-ストーブ」の燃料に使用するCB缶は、スーパーやコンビニエンスストアといった身近な店舗でも販売されており、安価で入手しやすいのが魅力。
加えて、SOTO「G-ストーブ」には点火装置が内蔵されており、ライターやマッチなどの着火器具を使わずに、点火ボタンを押すだけで簡単に火をつけられるのも、うれしい点です。
収納時はスマホと同程度のコンパクトなサイズに収まり、省スペースで保管・携帯できるSOTO「G-ストーブ」は、アウトドアアクティビティにはもちろん、防災グッズとしても備えておくのに良さそうです。