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デスクの下に「巻くこたつ」で仕事中の寒さ対策は完璧!

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
ライソン「巻くコタツ KOZUTSUMI」

今年寒いですよね。1月には10年に一度の大寒波も到来しました。しかも今年はウクライナ情勢の影響で電気代やガス代も高騰。ずっと仕事場の暖房をどうするか悩んでいました。これまで冬場のメイン暖房はガスファンヒーターでした。パワフルに暖めてくれる反面、デスクの位置から近いため、ある程度時間が経つとボーッとしてくる欠点もあります。デスクに座っているだけなのに、約14畳の部屋全体をガスファンヒーターで暖めるのも、もったいないと思っていました。

そこで今年の冬のメイン暖房器具として選んだのがライソンの省電力パネルヒーター「巻くコタツ KOZUTSUMI」(直販価格7,980円)です。足元を暖められるパネルヒーターは過去にもいろいろな商品がありました。コの字型で足元を囲ってくれるパネルヒーターを使ったこともあります。しかし暖まりはイマイチで、ないよりはいいというぐらいでした。

しかし、「巻くコタツ KOZUTSUMI」は違います。足の回りをくるっと囲う仕組みなので熱が逃げにくく、炭素結晶加熱材料を採用するため、約30秒で暖まる急速加熱に対応しています。「巻くコタツ KOZUTSUMI」は5段階で温度設定ができます。最も強い「P5」でスタートしたところ、1分もしないうちにパネルに距離が近い、ふくらはぎがポカポカとしてきました。

スイッチは前面手前に配置。長押しすると電源オン。タイマー機能も

実際に計測してみたところ、電源を入れてから約1分17秒で36℃を超え、2分以内に40℃に達し、十分に暖かさを感じるようになりました。あとは付属の毛布を膝上に被せるだけ。上からも熱が逃げず、まさにこたつに入っている気分。内部の温度は約50℃に達していました。

電源オフの時点では約17℃。すぐに体温よりも上の温度まで上昇
こたつ状態にすると50℃近くなりました

もちろん、気になる点もあります。パネルヒーターの高さは約50cmですが、足を入れる手前側は37cmとなっています。椅子に座ってこの手前側から足を入れる仕組みなのですが、足の短い筆者には37cmでもややギリギリ! なのでどうしても丸めた中央に足を置けず、ふくらはぎ側が先にやや熱くなりました。

もちろん暑くなってきたら温度を下げたり、足の位置を変えたりすればいいだけなので大きな問題はありません。頭寒足熱というように、足元がポカポカしていれば頭はスッキリして仕事もはかどります。上半身にフリースなど暖かい上着を着ていれば完璧です。

付属の毛布をかけて上をふたすれば完璧でした!

光熱費も大幅に削減できます。ガスファンヒーターの1時間あたりのガス代が約25円(0.126m3×ガス単価200円)に対して、「巻くコタツ KOZUTSUMI」は6.4円(160W×40円)と、約4分の1。

今年の冬の仕事場は「巻くコタツ KOZUTSUMI」をメインに使うことで少し節約できそうです。

コヤマタカヒロ

フリーランスライター。1973年生まれ。学生時代より雑誌ライターとして活動を開始。PC、IT関連から家電製品全般までに造詣が深く、製品やビジネスを専門的ではなく一般の方がわかるように解説するスタンスで執筆活動を展開している。近年は、デジタルとアナログ、IT機器と家電が交差、融合するエリアを中心に取材活動を行なっている。雑誌やWebに連載多数。企業のアドバイザー活動なども行なっている。 Twitter: @takh0120