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ダイソーの引き出し式卵ケースは、小さな冷蔵庫を使っている人にこそ試してほしい!

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
ダイソーの「吊り下げ冷蔵庫収納ケース 卵用」で冷蔵庫のスペースを有効活用

以前からSNSなどで話題になっている、ダイソーの引き出し式卵ケース「吊り下げ冷蔵庫収納ケース 卵用」。購入する際にひとつ気になったのは、一人暮らしの人がよく新生活で購入する、容量150L以下の小さな冷蔵庫でも邪魔にならないのかということでした。12個もの卵を収納できるので、一見邪魔にも思えたためです。

ところが、実際に取り付けてみたところ、邪魔にならないどころか、庫内のスペースを有効活用できるようになりました。もし「12個入りだから小さな冷蔵庫にはあわないかも」と思っている人がいればおすすめです。

220円商品でした

簡単に取り付けられる

ふだん使っている冷蔵庫は5年以上前に発売されたハイセンスの製品で、容量は120Lほど。飲み物や調味料を保存する分には困りませんが、自炊をしていると食材や作り置きのおかずを保存するのにはやや狭いです。

スライダー式卵収納を取り付ける前まで、卵収納は、ダイソーやセリアで発売されているケースを使用していました。コンパクトなケースで見た目は気に入っていたのですが、10個入り卵パックほどの設置面積が必要なので少し邪魔に感じることもありました。

スライダー式卵収納を導入する前に使っていた、ダイソーの「上手に収納タマゴケース」。コンパクトなケースで、冷蔵庫に付属する一般的な卵ケースよりも気に入っていました(画像出典:ダイソーの公式通販)

そこで使用したのが、ダイソーで購入した引き出し式の卵収納です。スライダー部分を冷蔵庫の棚板にセットし、引き出し部分を取り付けるだけで簡単に設置できます。実際に卵を入れてみると、しっかりと12個おさまります。一番奥の列に入れた卵はやや取り出しづらいですが、ストッパーつきのため引き出しすぎてしまうことがなく安心です。

卵収納ケースとスライダー部がセットになっています
冷蔵庫の天板に差し込むクリップ部と吸盤部分を組み合わせます
クリップ部と吸盤パーツを組み合わせたスライダーパーツを天板に取り付けます
卵収納部分を取り付けて完成です

容量150L台の小さな冷蔵庫にピッタリ!

卵収納を変えたことの一番のメリットは、庫内を有効活用できることです。いままで卵ケースを置いていた場所が空いたため、そこに作り置きのおかずを置くことができるようになりました。

スライダー式の卵収納ケースを導入する前の庫内。左上の卵ケースを使っており、自由に使えるスペース(赤枠)は左下のみでした
スライダー式卵収納ケースを取り付けると、左上と左下にスペースができました(赤枠)。左下スペースにはもともと背の高い製品を置くことがあまりなかったので、スライダー式卵収納ケースでスペースを有効活用できています

実は、卵収納ケースは小型の冷蔵庫を持っている人こそ使ってほしい製品だと思っています。大型の冷蔵庫は棚板が多いため、それぞれの段の高さが狭く、収納した食材等の上にデッドスペースができることはあまりない印象があります。一方で、容量150L以下の冷蔵庫は棚板が1枚程度の製品が多く、それぞれの段の高さが大きくなり、食材の上に無駄な空間ができがちです。

「容量が足りないのに、なんだか庫内に無駄な空間がある」と感じている一人暮らしや少人数世帯の人は、ぜひ引き出し収納を試してほしいです。また、100円ショップでは卵以外の小物を収納できる引き出し式収納なども販売されていることもあるので、ぜひ近所のお店で確認してみてください!

画像は、筆者の所有している120L冷蔵庫よりも容量の大きなハイセンスの282L冷蔵庫「HR-G2802BR」。冷蔵庫にはチルドルームを除いて3段の収納スペースがあり、収納した食材等の上に余計なスペースはあまりないです(画像出典:ハイセンス)
作り置きのおかず(青色のフタのプラスチックケース)を、今まで卵収納に使っていた左上のスペースに置けるようになりました。スライダーの出っ張りは気になりますが、作り置きのおかずを置く分にはさほど問題はありません
大塚 愛理