e-bike日々徒然

次の万博の公式ユニフォームを見てきた

今回はe-bikeの話ではありませんが、昨年e-bike Watchではスタッフ用&ノベルティ用としてTシャツを新調しました。「電気の繊維」を素材に使っており、着用時に体を動かすと微弱な電気が発生し、抗菌効果を発生します。汗臭くなりにくく、着心地も快適で昨夏の猛暑時にも大活躍。今年も着用するシーンが増えることでしょう。

e-bikeのアシスト領域で走る我々はサイクルジャージよりも、着心地の良さを重視する傾向にあります
ピエクレックスの効果(公式サイトより)

そんな電気の繊維の名称は「ピエクレックス」。村田製作所の「でんき」と帝人フロンティアの「せんい」技術を融合して作られた新素材です。ピエクレックス繊維の詳細は割愛しますが、導入するアパレルメーカーも増えています。そして、昨年の大阪・関西万博では、会場サービスアテンダントスタッフが着用する公式ユニフォームのインナーシャツを提供したこともニュースでお届けしているのでご存じの方も増えているかもしれません。

そんなピエクレックスが"次の万博"国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)でもアテンダントスタッフ・ボランティアの公式ユニフォームに採用。その発表会で見てきました。

GREEN×EXPO 2027の公式ユニフォーム

GREEN×EXPO 2027は、花や緑との関わりを通じ、自然と共生した持続可能で幸福感が深まる社会の創造を提案、横浜から明日に向けた友好と平和のメッセージを発信します。国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献を目的としています。横浜市の旧上瀬谷通信施設で2027年3月19日~9月26日の約6カ月間開催されます。

その会場では「アテンダントスタッフ」「運営ボランティア」「花・緑ガイドボランティア」「植物管理ボランティア」がそれぞれピエクレックスのユニフォームで来場者をもてなします。

左から2026ミス日本グランプリの野口絵子さん、ピエクレックス ブランドアンバサダーの武井壮さん、公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」
ミャクミャクからトゥンクトゥンクに受け継がれるバトンをご覧になった方も多いと思いますが、GREEN×EXPO 2027の公式マスコットキャラクターは「トゥンクトゥンク」

公式ユニフォーム4種は以下となります。

アテンダントスタッフ公式ユニフォーム
GREEN×EXPO 2027のシンボルマークから解き放たれた花びらが、風に舞い踊るように広がる生命の喜びを表現。白をまとうのは、すべての色を受け入れ、すべての来場者を迎え入れる存在で、日本の作業着「作務衣」から着想を得た機能美と、生分解性素材が語るサステナビリティへの誓いが込められています
ポロシャツだけでなく、ウィンドブレーカーやジャケット、カーゴパンツ、レインポンチョ、帽子などもピエクレックス
運営ボランティア公式ユニフォーム
地球から宇宙を見ると最初に目に映る「青」で環境との共生を全身で体現するアースブルーが特徴。ウィンドブレーカー、Tシャツ、レインポンチョ、帽子、ミニショルダーバッグの構成
花・緑ガイドボランティア公式ユニフォーム
植物が光合成で世界を満たす「緑」で、GREEN×EXPO 2027のシンボルマークから広がるモチーフが屋外の光の中でいっそう生き生きと輝くデザインに。ウィンドブレーカー、Tシャツ、レインポンチョ、帽子、ミニショルダーバッグの構成
植物管理ボランティア公式ユニフォーム
博覧会の美しさを"手でつくりあげる"存在で、会場に息づく色とりどりの植物たちと自然に調和しながら、「自然とともに生きる未来」を静かに体現する装い。ウィンドブレーカー、Tシャツ、帽子、園芸用アームカバー、園芸用手袋、レインポンチョ、ミニショルダーバッグ、園芸用エプロンの構成
日常でも使いやすそうなミニショルダーバッグは、もし買えるなら欲しい

これらのユニフォームはすべて「P-FACTS」。PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution の略称であり、ピエクレックス製品の回収 → 堆肥化 → 地域循環までを一貫して設計した、独自の循環スキームです。現在、国内で年間50万tの服が捨てられており、その大半が焼却・埋立されていますが、土に還すことができます。

会場では実際に作業体験もできるため、土に還すことができる軍手も用意されます
「P-FACTS」製品はタグが付いています。着終わったアパレルは土に還り、植物が育ち、それが食材となる循環。会場では堆肥化の様子も見ることができるそう

RFIDでの楽しみ方もパワーアップ!?

大阪・関西万博では、特別な一品として「思い出を紡ぐ ピエクレックスRFIDタオル」が販売されました。泉州地域の伝統産業である高品質な「泉州タオル」と、ピエクレックスおよび村田製作所が有する最先端のRFID技術が融合。洗濯耐性を備えたNFC対応RFIDタグがタオル本体に縫い付けてあり、ブランドタグ内に封入されており、スマートフォンをかざすとスペシャルWebコンテンツにアクセスできる、新たな体験ができるタオルでした。

大阪・関西万博で発売されたRFIDタオル

今回のGREEN×EXPO 2027では、今後の展開にも期待が高まる「RFID付きの未来の製品」も検討されているとか。我々はアクセスしやすい横浜という立地なので、e-bikeを走らせて行ってみようと思います。

清水英行