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万博はスタッフユニフォームも凄い!? 電気の繊維採用 来場者向け特別タオルも
2025年4月13日 10:05
ピエクレックスは、2025年4月13日に開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、公式スタッフ用ユニフォームのインナーシャツ提供および泉州タオルにRFID技術を融合させた「会場で出会える“特別な一品”」の販売を通じて、伝統と最先端技術の融合を実現するという。
村田製作所の“電気”、帝人フロンティアの“繊維”、それぞれが得意とする技術を融合した新素材がピエクレックス。RFIDとは、電波を用いてICタグの情報を非接触で読み書きする技術のこと。
大阪・関西万博の公式スタッフ用ユニフォーム
いったいどのようなユニフォームなのか。ピエクレックスが開発した、植物由来のポリ乳酸を使用した環境にやさしい「電気の繊維」が使われている。人の動きによって繊維が動くことで微弱な電気を発生させ、抗菌効果(※1)を発揮し、ニオイの原因となる菌にも効果があり、ニオイ対策にも有効だとする。
(※1)抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。使用状況により効果は変わります。
その抗菌効果は、抗菌剤の塗布によるものではなく、繊維自体が持つ抗菌性に基づいているため、安心して使用できるのが特徴。また、何度洗濯を行なっても効果は持続し、使用済みのアパレルを回収・堆肥化する循環型インフラ「P-FACTS(ピーファクツ)」に対応しており、地球環境への負荷軽減にも貢献するとしている(日本国際博覧会協会の公式発表)。
「P-FACTS」とは、PIECLEX FAbrics Composting Technology Solutionの略で、ピエクレックス社が植物由来のポリ乳酸素材「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、堆肥化までを一貫して行う循環インフラ。すでに多くのパートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人などのステークホルダーと連携し、運用が始まっている。
スマホをかざすとスペシャルコンテンツにアクセスできる特別なタオル
公式スタッフ用ユニフォームだけでなく、一般来場者向けにも大阪・関西万博の会場で出会える“特別な一品”「思い出を紡ぐ ピエクレックスRFIDタオル」が用意される。それが、泉州地域の伝統産業である高品質な「泉州タオル」と、ピエクレックスおよび村田製作所が有する最先端のRFID技術を融合させた、体験型の特別なタオルだ。
2025年3月12日 07:05
思い出を紡ぐピエクレックスRFIDハンドタオル、フェイスタオルの2種類で、価格は順に1,650円、2,200円。
単なる記念品ではなく、来場者が“未来と伝統の融合”を五感で体験できるプロダクトとして開発された。洗濯耐性(※2)を備えたNFC対応RFIDタグがタオル本体に縫い付けてあり、ブランドタグ内に封入されている。スマートフォンをかざすことで(※3)、スペシャルWebコンテンツにアクセスでき、来場者に新たな体験を提供するしくみだ。
(※2)洗濯耐性とは、JIS L 1096 F-2に準拠した150回の洗濯耐久テストを実施していますが、すべての使用環境において同様の耐久性を保証するものではありません。
(※3)NFC機能が内蔵しているスマートフォンにて利用可能です。NFC対応機種で使用するには、機種のNFC機能をオンにする必要があります。
特別なプレゼントも
特別なID(当選ID)が付与されているものがあり、該当者には今回のために用意された特別なアイテムとして、村田製作所が協賛するシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」で展示の「ふしぎな石ころ“echorb”」非売品レプリカなど、以下の特別なプレゼントが用意される。
ふしぎな石ころ”echorb”非売品レプリカ
村田製作所がシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」に提供している最先端技術の象徴的展示物「ふしぎな石ころ“echorb”」をモチーフにした非売品の特別レプリカ。会場での展示体験の余韻を楽しめるよう特別に用意したもの(実際の展示品とは仕様が異なります)。
ピエクレックス マグちゃん
「ピエクレックス マグちゃん」は、マグネシウムの力を活用した洗濯補助用品。洗濯機に入れるだけで水道水が洗浄力のある弱アルカリ性に変化する。植物由来繊維「ピエクレックス」を袋にも使用し、より環境にやさしい製品だとする。また、使用後に回収・堆肥化が可能なピエクレックスが推進する循環インフラ「P-FACTS」にも対応している。
