e-bike日々徒然

ポータブル冷蔵庫&エアコンを体験してきた。e-bike遊びやイベントで大活躍の予感が

EcoFlow Technology Japan(エコフロー)が、最新スマート家電「EcoFlow GLACIER」「EcoFlow WAVE 2」を発表しました。「EcoFlow GLACIER」は着脱式バッテリー搭載のポータブル冷蔵庫で、業界初となる製氷機を内蔵しています。昨年発売された「EcoFlow WAVE」を進化させて、暖房機能まで搭載したのが「EcoFlow WAVE 2」です。スペックなどの詳細は家電 Watchですでに公開されている記事でご確認ください。

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ポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER」。価格は124,300円。オプションも用意されており、専用バッテリーパックが33,000円、専用キャスター+ハンドルが14,300円
左が新製品のポータブルクーラー「EcoFlow WAVE 2」、右が昨年発売された「EcoFlow WAVE」。サイズも非常にコンパクトになっています。価格は143,000円。オプションも用意されており、専用バッテリーパックが110,000円、EcoFlow WAVE 2+専用バッテリーパックが245,300円

発表会に参加してきましたが、日頃からe-bikeをトランポしている我々の目には魅力的な製品に映りました。エコフローのポータブル電源を活用しているe-bike部メンバーもいるため、それと組み合わせたらさぞかし楽しいe-bike遊びができるだろうな~と想像していました。

たとえば、トレイルやキャンプ場をはじめ、どこかに拠点を設けて1日中たっぷりe-bike遊びをするシーン。走り回ったあとには、氷入りの冷たいドリンクで涼みながら休憩。約12分で製氷できるため、グループライドの場合でもちょっと雑談していたら、おかわりの氷が用意されているわけです。

我々はトランポも多く、MTBコースに複数車を持ち込んで終日走ることも。敷地内にはテントがあったり、ミストシャワーが装備されていたりしますが、コース外は当然暑いことも
磁力を活用するために製氷が早いという
約12分で製氷
アウトドア環境では難しいですが、水温が低いともっと速く製氷できるとか

スマホなども充電できますし、バーベキューも楽しむような場合も冷凍庫と冷蔵庫を4通りの組み合わせができるのも便利。現地で地元の食材を買っておきたいけど暑いから心配なので後で買いに行こう。あらためて買い物に行ったら売り切れていた……みたいなことも避けられます。我々はe-bike遊びが基準になっていますが、その他のアウトドアの趣味でも活躍してくれるでしょう。

庫内の温度調整は前面のタッチパネルで操作
庫内もかなりの容量
仕切板で冷凍庫と冷蔵庫の組み合わせが4通り可能
さらに仕切板はまな板にも早変わり
移動しやすいように専用キャスターのオプションも
スペアバッテリーも用意されている
着脱は簡単

自然を楽しむアウトドアフィールドにポータブルエアコンを持ち込むなんて邪道だ、という考えもありそうですが、やっぱり暑さや寒さ対策をできるのは魅力です。e-bikeでも走り回れば汗もかきます。夏であれば止まれば一気に暑さを感じますし、冬であれば当然寒い。そんな状況で季節に合わせて冷風や温風で温度を調整できるのはありがたい。子供やペットとアウトドアや車中泊を楽しむ家族にもオススメでしょう。MTBの耐久レースへチームで参加するような場合もテントに「EcoFlow WAVE 2」があったら最高じゃないですか?

車中泊も快適に
バッテリー。左が「EcoFlow WAVE 2」、右が「EcoFlow WAVE」
バッテリー前面には給電ポートも
MTBの耐久レースなどは走行後も待機中もあると便利なはず

また、アウトドア遊びだけでなく、仕事のシーンでも確実に活躍します。屋外のイベントや試乗会などブースでの店番は暑かったり寒かったり、ハードワークです。電源のないエリアでもポータブル冷蔵庫やエアコンがあれば、疲労度も違うでしょう。ライドから戻ってきた参加者たちに冷たいドリンクを提供することもできます。屋外イベントへ出展が多いメーカー担当者が体験したら、絶対に欲しくなるだろうなと思います。

昨年の7月に開催されたシマノバイカーズフェスティバルの1シーン。出展メーカーは猛暑の中でお仕事されていました

e-bikeに加えて、ポータブル電源や冷蔵庫、エアコンまで総額いくらになるんだよ、という声もあるのも理解しています。ただ、こんな非常に贅沢な組み合わせが実現できたら、めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか? 全部でなくても自分の遊び方やライフスタイルに電気を活用するアイテムが1つ加われば、もっと楽しい時間が過ごせるはずです。そんな妄想が捗りました。

我々は移動中のe-bike充電やレース会場での充電なども経験しました
e-bike部