“美綴じ”ステープラーで、よりスマートな資料作り

コクヨS&T「ハリナックスプレス」

　先日、針なしステープラーの新モデル「ハリナックスプレス」の発表会に参加した。

　ハリナックスプレスは、新方式のプレスロック式を採用しており、針を使わないだけでなく穴を開けずに紙を綴じる“美綴じ”を実現している。発表会で配られた資料もハリナックスプレスで綴じられていたのだが、最初はとじ部がどこにあるのか気づかない程だった。

　これ、かなり凄いのでは……? と思い、さっそく使用してみた。

　使い方は、従来のステープラーと同じように、本体に紙をはさんでレバーを下げるだけ。本体を持って使うだけでなく、机に置いたままでもレバーを下げられる。下げるときにグッと力が必要なので、机に置いた状態のほうがやりやすかった。

　紙を本体から引き抜いてみると、とじ部はきれいでしっかり見ないとわからない。

手におさまるサイズ

置いたままの方がレバーを下げやすい

2カ所綴じてみた。とじ部はわかりづらく、紙をきれいなままにできる

　綴じた紙はかなり強い力で圧着されていて、引っ張っても破れることはなかった。コピー用紙なら、最大約5枚まで綴じられるという。

　紙をはがしたいときは、とじ部をボールペンの端などでこする。紙をはがしてみると、ペリペリと音がして気持ち良い感触が手に伝わる。はがせなかったり、破けるということもなかった。

引っ張ってもやぶれなかった

紙をはがしたいときは、とじ部をこするだけ

　値段は1,000円程だが、針を買い続ける必要がないと考えたらコスパは抜群だ。

　“美綴じ”ステープラーで、よりスマートな資料を作ってみてはいかがだろうか。