100円ショップのクオリティを超えた低粘度インクボールペン「スラーピィ」

　雑誌などで絶賛されているダイソーのボールペンがある。低粘度インクを採用した「低粘度スラーピィボールペン(通称：スラーピィ)」がそれ。度々見かけるものだから「いやいや、そこまでべた褒めしなくてもいいんじゃない!?」と思いながら買いに行った。

ダイソーの「低粘度スラーピィボールペン」

　手にしてみると、ボディは金属製で程よい重み。紙の上に何気なく文字を書き込んでみると、予想以上に書き心地が滑らか。「これは書きやすい」と思ってしまった……。絶賛したい心を抑えて、他の編集部員に書き心地を試してもらう。すると「へぇ〜、いいじゃんコレ」という回答。やっぱり書きやすいのだ。

サラサラと非常に軽やかな書き心地

　書きやすさの決め手になっているのが0.7mmのペン先と、低粘度のインクを採用している点。サラサラサラァ〜っと、抵抗なく文字が書ける。ペン先は、一般的な砲弾型よりも細いニードル型で、細かな文字を書きやすい。

ペン先は細かい文字や線が書きやすいニードル型

　たっぷりのインクが紙に乗っていくが、1文書き終わった後に、手で文字をこすってもインクは滲まない。速乾性も全く問題なく、濃いインクで書かれた文字は読みやすい。

　100円ショップのボールペンということで、少し侮っていたが、単なる先入観だったことを思い知らされている。

金属製ボディで、程よい重さ

　ちなみにダイソーの店舗ならどこにでも売っているわけではなく、大きめの店舗に行かないと置いていなかった。どうしても使ってみたい、という方は、店舗に在庫があるかを確認してから買いに行くことをおすすめする。