ビジネスべんり帖

振っても押しても芯が出てくるデュアル機構のシャープペンシル

ビジネスべんり帖は、ビジネスシーンで役立つ雑貨や文房具を紹介するコーナーです

 「MONO」と言えば、青/白/黒の三色マークでおなじみの、誰もが一度は使ったことがある消しゴムだろう。そんなMONOの消しゴムを搭載したトンボ鉛筆のシャープペンシル、「MONO graph(モノグラフ) 0.5mm」を紹介する。

MONO graph(モノグラフ) 0.5mm
メーカー名トンボ鉛筆
製品名MONO graph(モノグラフ) 0.5mm シャープペンシル
実勢価格359円(Amazon)

 購入したのは、黄色が鮮やかな「ネオンイエロー」の1本。MONOの消しゴムがペンの後部に搭載されている。後部の黒いグリップ部分を時計回りに回せば、MONOの細い消しゴムが繰り出す機構。逆に回せば収納されていく。

時計回りに回せばMONO消しゴムが繰り出す
逆回転させると収納される

 MONOの消しゴムの他に、目玉機能となるのが、ペン軸を上下に振ると芯が出てくる「フレノック機構」を搭載していること。さらにクリップ部を押し下げることでも芯が出てくる「クリップノック」も採用。ペンを握る状態によって、使いやすい方を選んで芯を出せるのだ。

ペン軸を上下に振ると芯が出てくる「フレノック機構」
クリップ部を押し下げる「クリップノック」でも芯が出てくる

 フレノックで悩ましいのが、カバンの中に入れている際などに本体が揺れて、意図せずに芯が出てきてしまうこと。MONO graphでは、こうしたことを防ぐために「フレロック機構」を備えている。クリップ部をペン後部に向けてカチッと鳴るまで押し上げれば、「フレノック機構」がロックされ、ペンを振っても芯が繰り出さないようにしているのだ。

クリップ部をカチッと鳴るまで押し上げるとロックされる

 細くてピンポイントで消しやすいMONO消しゴムを搭載しているうえ、2つの方法で芯を繰り出せるMONO graphは、仕事の生産効率をアップしてくれる強い味方になるはずだ!

河原塚 英信