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ヤマハ、滑らかにアシストする小径タイプの電動アシスト自転車
~バッテリーも1.3倍に容量アップ
(2013/4/12 12:57)
ヤマハ発動機は、滑らかにアシスト走行できる電動アシスト自転車の小径モデル3機種を5月2日より順次発売する。希望小売価格は、シニア向けの「PAS コンパクト」が106,000円、おしゃれなデザインの「PAS CITY-C(パスシティシー)」が106,000円、デザインに配慮したスポーツモデル「PAS CITY-X(パスシティエックス)」が109,000円。
足が着きやすい20インチの小径タイヤの電動アシスト自転車。「トリプルセンサー」を採用し、滑らかなアシスト走行が可能になった点が特徴。速度を感知する「スピードセンサー」とペダルを踏み込む力を感知する「トルクセンサー」に加え、新たにペダルの回転速度を感知する「クランク回転センサー」を搭載。低速時のアシスト力を改善し、平坦な道や緩い坂をゆっくり走る時、弱い力で漕ぐ時にも、スムーズにアシストするという。
トリプルセンサーは、同社の電動アシスト自転車2013年モデルより搭載されており、今回の3機種を含めると計8機種がラインナップされる。
電源には容量8.7Ahのリチウムイオン電池を搭載。容量は従来の6.6Ahから約1.3倍アップした。満充電にかかる時間は約4.5時間。繰り返し充電回数は700~900回とされている。
操作ボタンには、バッテリー残量と車速、残り何kmアシスト走行が可能かを表示する「3ファンクションメーター」を採用する。画面には夜間も見やすいバックライトを搭載している。
走行モードは、パワフルなアシスト力の「強」、アシスト力と走行距離を両立させる「標準」、節電して走行距離を伸ばす「オートエコモードプラス」の3モードを用意する。
さらにギアポジションごとに適したアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.3(スペックスリー)」を継続採用し、パワフルなアシストと走行距離を両立させるという。
このうちシニア向けモデルのPAS コンパクトには、軽くて安定性に優れた「かるっこスタンド」を新たに採用。駐輪時にハンドルのふらつきを抑えるパーキングストッパー、リヤキャリヤ、ドレスガードは継続採用し、実用性を高めた。
PAS コンパクトの本体サイズは540×1,585mm(全幅×全長)。本体重量は22.7kg。1充電あたりの走行距離は最長51km。カラーはライトライラックとシャンパンゴールド。
PAS CITY-Cの本体サイズは585×1,540mm(同)。本体重量は21.9kg。1充電あたりの走行距離は最長50km。カラーはジュエルレッド、マットオリーブ、クリスタルホワイト、オニキスブラック。
PAS CITY-Xの本体サイズは520×1,570mm(同)。本体重量は21.3kg。1充電あたりの走行距離は最長50km。カラーはソニックオレンジ、ダークエメラルド、ブリティッシュグリーン、クリスタルホワイト。