ヤマハ、バッテリー容量が増えた小径モデルの電動アシスト自転車
ヤマハ発動機は、バッテリー容量が増えた小径モデルの電動アシスト自転車「PAS CITY-X(パスシティエックス)」「PAS CITY-C(パスシティシー)」「PAS コンパクト」を、5月22日に発売する。希望小売価格は、PAS CITY-Xが109,000円、ほか2機種が106,000円。
PAS CITY-X ブリティッシュグリーン | PAS CITY-C レッド | PAS コンパクト ラベンダー |
いずれも20インチの小径タイヤを採用した、コンパクトで扱いやすい電動アシスト自転車。「PAS CITY-X」は斬新なデザインとスポーティな走行性能が特徴で、「PAS CITY-C」は乗り降りしやすいよう低層U字フレームを採用している。「PAS コンパクト」は実用性に優れ、取り回しがしやすいという。
今回の新製品では、バッテリーを大容量化した点、電池残量を数字で表示するメインスイッチを搭載した点が特徴となる。
バッテリーはリチウムイオン電池で、容量は前年モデルの4.3Ahから、その約1.5倍となる6.6Ahに増加。最大で39kmまで走行できるようになった。また、700~900回の繰り返し使用ができる「長生きバッテリー」仕様となっている。
メインスイッチでは、バッテリー残量を数値で表示する。残量が20%を下回ると、1%単位となる |
メインスイッチ部には、バッテリー残量を数字で表示する「デジタルメーター付きメインスイッチ」を採用。バッテリー残量が20%までは10%単位だが、残り20%を切ると、1%単位で細かく表示する。また、PAS CITY-XとPAS CITY-Cでは、表示を走行速度に切り替えることもできる。
このほか、内装3段のギアポジションごとに適したアシストを行なう機構「S.P.E.C.3」や、耐久性、静粛性に優れたドライブユニットも搭載している。サポート面では、バッテリーで2年間、ドライブユニットとフレーム、フロントフォークに3年間の製品保証期間が設けられている。
製品名 | PAS CITY-X | PAS CITY-C | PAS コンパクト | |
全長 | 1,570mm | 1,540mm | 1,580mm | |
全幅 | 520mm | 590mm | 540mm | |
タイヤサイズ | 20インチ | |||
適応身長の目安 | 150cm | 143cm | 138cm | |
重量 | 20.8kg | 21.7kg | 22.4kg | |
1充電当たりの 走行距離 | 標準モード | 33km | ||
強モード | 26km | |||
オートエコモード プラス | 39km | |||
バッテリー | 種類 | リチウムイオン電池 | ||
容量 | 6.6Ah(25.2V) | |||
充電時間 | 約3時間半 | |||
本体カラー | ブリティッシュグリーン ソニックイエロー オニキスブラック クリスタルホワイト | マットオリーブ オニキスブラック クリスタルホワイト レッド | ラベンダー スモークベージュ | |
希望小売価格 | 109,000円 | 106,000円 | 106,000円 |
PAS CITY-X ソニックイエロー | クリスタルホワイト | オニキスブラック |
PAS CITY-C マットオリーブ | クリスタルホワイト |
PAS CITY-Cオニキスブラック | PAS コンパクト スモークベージュ |
(正藤 慶一)
2012年5月9日 15:26