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ヤマハ、幼児1人を同乗できる小径タイヤの電動アシスト自転車
(2013/6/4 13:58)
ヤマハ発動機は、幼児1人と同乗できる小径モデルの電動アシスト自転車「PAS Babby(パス バビー)」を6月25日より発売する。希望小売価格は118,000円。
「PAS Babby」は、20型ファットタイヤや太いU型タフフレームなど“ゴツかわいい”要素をデザインに取り入れた小径タイプの電動アシスト自転車。別売りのチャイルドシートをリアキャリアに取り付けることで、幼児1人を乗せることができる点が特徴。小径タイヤは重心が低いため、足着き性が良いうえ、幼児を乗せる際にも車体が安定し、取り回ししやすいという。
また、幼児を乗せる際の安心感に配慮して、安定して駐輪できる「らくらく幅広スタンド」、手元でハンドルの回転を半固定できる「テモトデロック」、制御しやすい「スマートコントロールブレーキ(前)」などを装備している。さらに、幼児を含む搭乗者が対象となる「親子安心傷害保険」が附帯し、購入日から1年間有効となる。
アシスト機能では、きめ細かくアシスト走行できる「トリプルセンサーシステム」を採用。ペダルを踏み込む力を感知する「トルクセンサー」、車速を感知する「スピードセンサー」に、ペダリングの速度を感知する「クランク回転センサー」を加えて、走行状態や乗り手の動きを瞬時に把握するという。
操作パネルには、バッテリー残量や車速のほかに、選択している走行モードごとに残りの走行可能距離を表示する「3ファンクションメーター」を採用。走行中のバッテリー切れの不安を解消するという。液晶にはバックライトを搭載する。
走行モードは、パワフルなアシストの「強」モード、アシスト力と走行距離のバランスを揃える「標準」モード、節電しながら長距離アシスト走行する「オートエコモードプラス」の3つを用意している。
バッテリーは8.7Ahのリチウムイオン電池を搭載。一充電あたりの走行距離は最長で43km。充電時間は約4.5時間。繰り返し使用回数は700~900回。
カラーは昨年モデルと同様のトロピカルオレンジ、マットブラック、スノーホワイトの3色に加え、インディコブルーとレッドの2色が追加され、計5色をラインナップする。
本体サイズは580×1,720mm(幅×長さ)。本体重量は29.5kg。