やじうまミニレビュー
スケーター「ステンレスバターカッター&ケース」
~バターを10gずつにカットしたまま保存できるケース
by すずまり(2013/9/5 00:00)
バターのカットも保存もこれ1つでお任せの専用ケース
我が家ではこれまで、バターを購入時の紙の箱に入れたまま使っていた。ゆえに、「なんでこんなパッケージなんだ? 使った後、しまいにくいじゃないか」と、毎回バターを包んでいる紙の箱を見ながら心の中でブツブツ言いつつ、銀色の紙に包み直し、崩壊寸前の黄色い箱に戻して、輪ゴムで止めていたのである。
次に使うときは、輪ゴムを外し、箱から取り出し、銀色の紙を広げて、必要な量だけナイフでカットする。レシピを見ながらの調理では、計量もしなくてはならないから、小皿も必要だ。そんな調子で、バターを使うときは手間も洗い物も発生するため、「バターは面倒くさい! 」と思っていた。
そこで購入したのがスケーターの「ステンレスバターカッター&ケース」だ。
メーカー | スケーター |
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製品名 | ステンレスバターカッター&ケース バターナイフ付き |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,980円 |
バターのカットも保存もこれ1つでお任せの専用ケース
バターケースは、バターを移し変えると、そのまま冷蔵でき、フタをとればバターをすぐに取り出せるというものだ。ケース、本体とフタ、バターナイフ、ステンレス製のバターカッターで構成されている。
この製品の特徴は、単に200g入りのバターをまるごと保存するだけではなく、ケースの中で10gずつにカットして、そのまま保存できるという点である。カット済みのバターは隣同士でくっつくこともはない。先端が割れたバターナイフも付属しているので、使うときには1片ずつ簡単に取り出せる。
早速使いかけのバターで試してみた。バターの塊を本体のガイドラインに沿って置き、バターカッターをバターが均等になる位置にあわせ、あとは上からゆっくり押さえる。すると、ゆっくりだが、確実にバターがカットされ、見事なカット済みバターができあがった。
冷蔵庫から取り出したばかりのバターは固いため、本体の上に乗せたらしばらく常温で放置し、柔らかくしておくのがポイントだ。放置時間をかけすぎると溶けてしまうので、こまめにチェックして、表面が気持ち柔らかくなったかな、という程度でOKである。押し下げたバターカッターは、わざわざ取り外す必要はなく、そのまま一緒にフタをして冷蔵してしまえばいい。
本当に10gずつ均等に分けられているのか? と計ってみたところ、1片がしっかり10gだった。これなら毎回カットする手間も省け、調理にも使いやすい。たとえば、ホームベーカリーを活用される方なども、取り出して入れるだけになるので簡単になるはずだ。バターナイフが付属しているので、取り出しも楽だ。バターナイフはそのままトーストに使ってもいいが、その都度洗ってはしまうのが面倒なので、筆者は取り出し専用にしている。
この「ステンレスバターカッター&ケース」のおかげで、どれだけストレスが軽減されたかしれない。冷蔵庫から取り出すたびに、未だにニヤついているほどだ。もしまだバターケースを知らずにいる方がいたら、ぜひこの存在をお伝えしたい。バターケースは愛用中だが計量が面倒、という方にも、ぜひこの「ステンレスバターカッター&ケース」使ってみていただきたい。面倒が減ると、その分料理が楽しくなること間違いなしだからだ。