やじうまミニレビュー
冷えたバターがくるくる削れる「バターピーラーナイフ」
by すずまり(2015/1/20 07:00)
これまで、バターがふんわりした錦糸卵のような状態になる「イージーバター」や、バターを10gずつにカットして保存できる「ステンレスバターカッター&ケース」など、固形バターを扱いやすくかつ、とけやすい状態にする製品をご紹介してきた。
いずれも個性的な製品だが「もっと手軽で、コンパクトなものはないの?」と願うバター好きの方には「バターピーラーナイフ」をおすすめしたい。
メーカー名 | コジット |
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製品名 | バターピーラーナイフ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 900円 |
この製品は、先端でバターをひっかくと、上はカール状、下はロール状の2種類のバターが削れるナイフである。サイズは約135×25×4mm(幅×奥行き×高さ)で、ステンレス製。削ったバターはナイフの側面で塗ることができる。
削った分だけのバターが塗れるので、少量から使いやすいのと、冷蔵庫から出したての冷えたバターでも楽に塗れるところがポイントだ。むしろカールを楽しみたいなら冷えているほどいい。当然バターには何もする必要はなく、そのまま好きな容器に入れて構わない。
正直にいうと、当初は普通のスプーンを逆さまにして使ってもいいのでは? と思った。確かにスプーンでもバターは削れるが、くぼみに入り込んだバターはパンに塗りにくい。また、ただのナイフでは削り出しにくい。というわけで、この形にもそれなりに意味がある。
バターピーラーナイフは、収納しやすいことと、「ほんの少し」でも使えるところ、ユニークな形状のバターを楽しめること、削ったバターは塗りやすくなるところが本品のメリットといえるだろう。
くるくるしたカールがうまく作れると、楽しくて何度も削ってしまう。あまり調子にのって削ると、下側のロールが肥大化して、うまくカールが作れなくなってしまうので注意しよう。