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東芝、ウルトラファインバブル洗濯機 タテ型でも出し入れしやすい
2025年6月26日 11:05
東芝ライフスタイルは、全自動洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズから、洗濯容量12kgの「AW-12DPB5」、同10kgの「AW-10DPB5」を8月に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は順に229,000円前後、196,000円前後。
「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」により、繊維の奥の皮脂汚れを落とし衣類の黄ばみを抑制しながら、洗濯のたびに「Ag+抗菌水」で衣類を抗菌。また「ロー&ビッグ投入口」を新採用し、洗濯物を出し入れしやすくしている。液体洗剤・柔軟剤の自動投入に対応。
洗浄力の向上と時短を可能にする新開発の大型パルセーターを搭載。約30mmの大型化に加え、羽根の形状を見直し、水を引き込む循環穴を増やすことで、従来比約1.4倍のシャワー流量と効果的な撹拌を可能にするパワフル水流を実現する。衣類を立体的に動かしながら、洗剤液をしっかり浸透させて汚れを落とす。さらに、洗いとすすぎの行程を効率化し、運転時間を従来から約5分短縮。
継続採用する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」では、洗い行程でナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」が洗浄成分(界面活性剤)を繊維の奥まで運び、皮脂汚れをしっかり落とすことで衣類の黄ばみを予防。
すすぎ行程ではウルトラファインバブルが繊維に残った洗剤成分を吸着して取り除くため、柔軟剤成分が繊維の奥までしっかり浸透する。すすぎの回数や水量を増やすことなく、仕上がりの柔らかさと香りの効果が高まるという。
さらに、約13年間交換不要のAg+抗菌水ユニットを内蔵。水道水がユニットを通過することで銀イオンが溶け出し、抗菌成分を含むAg+抗菌水に変化。ウルトラファインバブルとともに繊維の奥に入り込んで衣類を抗菌することで、部屋干し臭の元になる雑菌の繁殖を抑制する。
洗濯時のシワを減らす「しわ軽減コース」や、パルセーターと衣類が直接触れるのを防いで布傷みを抑える「おしゃれ着トレー」と搭載する。
洗濯物の出し入れがしやすい「ロー&ビッグ投入口」を採用。投入口は441×357mm(幅×奥行き)と広く、毛布などの大物も出し入れしやすい。また投入口から洗濯槽の底までの深さが約489mmと浅いため、底まで見やすく、靴下など小さな衣類の取り忘れも防ぐ。
フタを閉めた状態でも洗剤の残量を確認できる「クリアウィンドウ」、操作がしやすいよう約35度の角度をつけた「バック操作パネル」を採用する。このほか、ゴミに触れずに捨てられる「新・糸くずフィルター」も備える。
洗濯容量12kgの「AW-12DPB5」の本体サイズは637×649×1,098mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約52kg。洗濯時の目安時間は約38分、標準使用水量は139L。運転音は約31/37dB(洗い/脱水)。いずれもIoT機能を搭載し、スマホアプリで外出先からの操作などが可能。本体カラーはグランホワイト。
このほか、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」搭載のエントリーモデル「AW-10DHB5」も8月に発売。価格はオープンで、市場想定価格は181,000円前後。洗剤自動投入、IoT機能には非対応。