やじうまミニレビュー

見た目も美しい野田琺瑯のバターケース

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 幼い頃から朝食はパンで、パンに塗るのはバターと決まっていた。大人になってからもその習慣は変わらず、冷蔵庫の中にはいつもバターがストックされている。問題なのは、その保存方法。バターを包んである銀紙でなんとなくバターを包みながら、買った時に入っていた箱で保存しているのだが、銀紙を剥いだり、包んだり、バターをカットしたりしているうちに、最後はなんともみずぼらしい姿になってしまうのだ。

使っているうちにどんどんみすぼらしい姿になってしまう我が家のバター

 そこで、購入したのが今回紹介する野田琺瑯の「バターケース」だ。冷却性の高いホウロウに、桜の木のフタがついたバター専用のケースで、見た目も使い心地もとても良い。ホウロウ製品だけを作り続けてきた、日本の老舗メーカー、野田琺瑯の製品で、機能と価格のバランスも良い。

メーカー名野田琺瑯
製品名バターケース200g用
希望小売価格2,800円(税抜)
購入場所Amazon.co.jp(予約販売中)
購入価格2,454円

 本体サイズは、200gのバターを入れるのにぴったりな157×97×52mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは390g。今までバターの周りにまとわりついていた銀紙を思い切って全部外して、バターそのままをケースに入れて使っている。天然の桜の木を使ったフタがきちんとバターを保存してくれるので、バターが乾いてしまうなんてこともない。

200gのバターを入れるのにぴったりなサイズ
ホウロウのケースと、桜の木でできたフタから成る
200gのバターを入れたところ。銀紙で巻いておくより、断然良い

 使わない時は冷蔵庫で保存しているのだが、バターの定位置として、庫内でも存在感を放っている。

 シンプルながらも存在感のあるデザインに加えて、機能も優れている。木のフタは、バターをカットするときの小さなボードとしても活躍する。

冷蔵庫で保存しているところ。庫内でもなかなか存在感がある
デザインも機能性も備えており、いつもの朝食が少しだけ優雅に感じられる

 形も機能もこれといった派手さはないものの、“良い道具”というのはこういうことを言うんだろうなと感じられる製品。毎日のストレスがなくなり、朝食の風景が少しだけ優雅に感じられる。ちょっとした贈り物としてもおすすめだ。

阿部 夏子