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アイリス、ほぼ半分が冷凍室「大凍量」冷蔵庫
2025年6月27日 16:05
アイリスオーヤマは、「大凍量(だいとうりょう)」シリーズから「冷凍冷蔵庫 439L(IRSN-HF44A)」「冷凍冷蔵庫 489L(IRSN-HF49A)」を6月27日に発売する。価格はオープンで、直販価格は順に217,800円、256,000円。
本体のほぼ半分が冷凍室で構成された冷蔵庫シリーズに大容量モデルを追加。同社が実施したアンケートで回答の多かった「野菜室や冷蔵室よりも冷凍室に空きスペースがない」という意見に応え、「思い切って開発」したという。冷凍容量比率は業界最大(容量401L~500Lの国内家庭用冷凍冷蔵庫において)。シリーズ名である「大凍量」は、大容量と冷凍室を組み合わせている。
ソフト冷凍室53L、製氷室15L、急速冷凍室24L、冷凍室131Lを搭載し、合計223Lの冷凍容量を実現。買い物カゴ約3.4個分を収納でき、まとめ買いした冷凍食品や作り置きの料理をたっぷり保存できる。下段冷凍室は3段ケース式で、食材の大きさや種類に合わせてムダなく収納可能。
中段のソフト冷凍室は約-7℃の温度で保存するため、肉や魚、野菜などを解凍することなく、切る、すくう、はがす、ほぐすことができるという。必要な分だけすぐに取り出せるため、調理がしやすい。
急速冷凍モードでは、通常冷凍と比較して冷凍時間を約40%短縮。すばやく凍らせることで食品の鮮度を保つという。
野菜室は冷蔵室内に搭載。ゴムパッキンで密閉することで、野菜の水分を庫内に閉じ込めて乾燥を防ぎ、鮮度をキープする。約1週間分の野菜を収納可能。
489Lモデルの本体サイズは685×699×1,838mm(幅×奥行き×高さ)。重量は110kg。冷蔵室の容量は266L(うちチルド室9L)。年間消費電力量は307kWh/年(50/60Hz)。