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フィリップスのAI補聴器 ほとんど見えない超小型

装用時にほとんど見えない

デマント・ジャパンは、ロイヤル フィリップスとの商標ライセンス契約のもと展開するフィリップス ヒアリングソリューションズから、AI搭載補聴器「フィリップス ヒアリンク 50」の新スタイルとして、超小型の耳あな型「IIC」および「CIC」を6月26日に発売する。価格はオープン。

「ヒアリンク 50」は、先進のAI音声処理技術を搭載した補聴器シリーズ。従来の耳かけ型スタイル「ミニRITE」に加え、新たに発売する「IIC」および「CIC」スタイルは、装用時にほとんど見えない超小型設計となっており、装用の見た目が気になるユーザーに配慮した仕様となっている。なお、「IIC」「CIC」いずれも空気電池タイプ。

IIC
CIC

「IIC」および「CIC」スタイルでは、AI技術により周囲の雑音を抑え、会話をより聞き取りやすくするほか、処理できる周波数帯域の拡張により、臨場感のある豊かな音を再現する。突発的な大音量には瞬時に対応し、不快な音を抑制する「サウンドプロテクト」機能も搭載した。

本製品は、ユーザーごとの耳型に合わせてオーダーメイドで作成される。国内の専門ラボで熟練した技術者が製造を担当する。耳の自然な形状に沿ったマイク配置にすることで、より自然な音の方向感も再現するという。

防塵・防水性能も備えており、IP68相当の日常生活防水仕様。カラーは全5色展開で、目立ちにくいクリア、ダイヤモンドブラック、ベージュのほか、ブルー、レッドのアクセントカラーも用意する。