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ダマにならないプロテインは? ザバス・ビーレジェンド・VALX飲み比べ

ダマにならないプロテインはどれか、飲み比べしてみました

手軽かつ効率的にタンパク質を摂取できるプロテインパウダー。トレーニングをしている人は特に飲む機会が多いのではないでしょうか。

近頃はたくさんのブランドから発売されていて、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるかと思います。そこで3種類のプロテインを飲み比べ。プロテインを選ぶ際に重視されている味、溶けやすさ、価格を軸にご紹介します。

ビーレジェンド WPCプロテイン 激うまチョコ風味

ビーレジェンド WPCプロテイン 激うまチョコ風味

beLEGEND(ビーレジェンド)はアニメなどとのコラボをたくさん行なっており、見たことがある人もいるかもしれません。そのなかで今回購入したのは「激うまチョコ風味」。

直販価格は3,980円(1kg)で、1食29gあたり約115円。1食分のエネルギーは112.5kcal、タンパク質は21.2gです。

150~300mlの水に溶かすよう書かれているので、200mlの水にパウダーを入れ、シェイク。今回はすべて20回振って飲むようにします。

口当たりはサラッとしていて飲みやすい。味も甘すぎることはなく、ミルクココアパウダーを水で溶かしたときの味わいに近い気がしました。

溶けやすさに関しては、茶こしに通してみてダマ残りがないかチェック。小さな粒が少し残りましたが、飲んでいて気にならない程度。十分溶けやすいと言えそうです。

小さな粒が少し残った程度。サラッとしていて飲みやすい

中身とは関係ありませんが、パッケージに上半身裸のマッチョが大きく載っているため、やや部屋に置きにくく感じました。

VALX WPCホエイプロテイン カフェオレ風味

VALX WPCホエイプロテイン カフェオレ風味

お次はVALX。アスリートの指導なども行なうボディビルダーの山本義徳さんが監修しているブランドです。こちらはカフェオレ風味を選びました。

直販価格は4,180円(1kg)で、1食30gあたり約126円。1食分のエネルギーは117kcal、タンパク質は22gです。200~250mlの水に溶かすよう書かれているので、今回も200mlで作りました。

飲んでみると、本当のカフェオレのようにまろやか。牛乳で作ったかのようなクリーミーさがあります。茶こしに通すと泡が残りましたが、ダマはほとんどありませんでした。

溶け残りはほとんどなくて、口当たりまろやか

個人的にはビーレジェンドの激うまチョコ風味よりも甘く感じたので、甘いものが苦手な人はほかの味を選ぶとよさそうです。ただし、甘みの強さを差し引いても、粉っぽさが少なくかなり飲みやすいプロテインでした。

ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味

ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味

プロテインといえばSAVAS(ザバス)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。今回はリッチショコラ味を購入しました。

Amazonでの購入時の価格は4,469円(1kg)で、1食28gあたり約125円。1食分のエネルギーは111kcal、タンパク質は19.5gです。パッケージに従い250mlで作りました。

こちらはとにかくチョコの味が濃い。ビーレジェンドがあっさりした甘さであるのに対し、ザバスはその名の通りリッチな味わいです。溶けやすさについては、3種類のなかで最も粒残りが多かったですが、それでも微量なので個人的には気になりませんでした。

3種類のなかで最も粒が多かったが、それでも微量

なお、ほかのプロテインと同様に200mlで作った際はかなりダマが残ってしまったので、絶対にダマを作りたくない人はしっかり指定の水量を守った方がよさそうです。

飲みにくかった場合はどうする?

上述した3種類はどれも溶けやすく、飲みやすい部類に入ると思いますが、プロテインを初めて飲む人はプロテインの粉っぽさや味が苦手と感じる場合もあるかもしれません。そんなときに飲みやすくする方法を3つご紹介します。

1.氷を入れる

ビーレジェンドのパッケージには、常温の水で作ると溶けやすいと書かれていますが、個人的に常温のドリンクは飲みにくいと感じます。シェイクした後に氷を入れて冷やすだけでも飲みやすくなるのでおすすめです。

2.牛乳や豆乳で作る

プロテインは水以外で作っても大丈夫。牛乳や豆乳を使うことでそれらの風味が足されて飲みやすくなります。牛乳だけだと溶け残りが気になる場合は、牛乳と水を半分ずつ入れると溶けやすさと味を両立できます。

3.フルーツや野菜とスムージーにする

どうしても飲みにくい場合は、フルーツや野菜と一緒にミキサーなどへ入れてスムージーにするのがおすすめ。バナナなどの風味でプロテインの飲みにくさがカバーされます。ビタミンや食物繊維もとれるので、朝食代わりにもいいかもしれません。

なお、今回試したのはすべてWPCと呼ばれるホエイプロテイン(乳清たんぱく)です。牛乳でお腹を壊しやすい人は一度に飲む量を調節するか、大豆原料のソイプロテイン、または同じホエイでも乳糖が少ないWPIを試してみてください。

鄭 恵慶