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シャーク、持ち運べて静かなミキサー 調理家電に新規参入
2024年2月7日 15:03
シャークニンジャは、持ち運んで使えるサイズでスムージーやスープなどが作れる「Ninja Blast(ニンジャ ブラスト) コードレスミキサー BC151J」を2月22日に発売する。店頭予想価格は9,900円。
スリムなスティック掃除機EVOPOWER SYSTEMなどで知られるシャークが、2023年に国内参入した美容家電「Shark Beauty」に続き、新たに小型キッチン家電ブランド「NINJA(ニンジャ)」でも国内に参入。第1弾として、スムージーやジュースなどを手軽に作れる小型ミキサーを発売する。米国ではNINJAブランドを2009年より展開しており、パワフルで大きなモデルなども用意するが、日本にはコンパクトで静音なモデルの投入を決定した。
持ち運べて30秒で滑らかなジュースに。手入れもラク
Ninja Blast コードレスミキサーは、小型でもパワフルなかくはん力を持ち、キッチンだけでなく、食卓や外出先などでもフレッシュでなめらかなドリンクをその場で作れるという製品。ドレッシング、スープ、ソース、プロテインドリンク、離乳食など幅広い用途に対応する。可搬性の高さを活かして、既存のミキサーの枠に留まらず様々な活用ができる新しい生活ツールとして提案する。定格容量は約470ml。
強力なモーターとステンレス製の6枚刃を装備。角氷や冷凍フルーツも砕いて滑らかに仕上げるという。パワフルながら音も静かで、時間や場所を気にせず使えるとしている。
充電式のため電源コードにつながなくても使用でき、キッチン以外でも空いたスペースで作業可能。1回スタートすると30秒で自動停止することから、他の調理などをしながらでも使える。
ボトルからそのまま飲める飲み口も付いており、ワンプッシュでフタが開いてすぐ飲める。アウトドアやジム、スポーツなどのシーンでも持ち運んで、作りたてを味わえる。
操作は電源ボタンとSTART/STOPボタンのみとシンプル。STARTボタン1回で30秒動作して、さらにかくはんしたい場合はもう1度押すと動作する。安全性を考慮し、本体にボトルが正しくセットされていないとエラー表示になって、かくはんしない仕様になっている。
かくはんした後に、ボトルの下に取り付けて冷蔵庫に入れたり持ち運びしやすくするボトルカバーと、持ち運び用にブレードを隠すブレードカバーも付属する。
パーツは本体とボトル、フタの3つに分解できて、ボトルとフタを洗える。洗剤と水をいれてかくはんすることでも洗浄できる。ボトルやフタは食器洗い機にも対応する。なお、刃は取り外しできない。
本体サイズは89×89×272mm(幅×奥行き×高さ)、フタとボトル装着時の重量は約790g。
電源端子はUSB Type-C。満充電で15回のかくはんができる。充電時間は約2時間(5V/3A出力時)。USB Type-C充電ケーブルが付属する。
本体カラーは、ホワイト、ブラック、フォレストグリーン、パッションフルーツ、デニムブルーの5色。
料理家やフィットネストレーナーも使いやすさ評価
Ninja Blast コードレスミキサーをいち早く試しているという料理家の河瀬璃菜さんと、フィットネストレーナーの古川杏梨さんが製品の魅力を紹介した。
普段からミキサーやブレンダーをよく使う河瀬さんは「冷凍フルーツや氷もなめらかにかくはんしてくれて、コードレスでこのパワフルさはすごい。(コードレスで)コンセントを使わないことで、そのままスッと使えてストレスがありません。普段から料理をしない人や、食にこだわりがあまりない人にも、適していると思います」とコメント。
フィットネスに重要な食材選びも大事にしているという古川さんは、10年前にミキサーを買ったものの、大きくて置き場所に困り、使うことがなくなってしまったという。Ninja Blast コードレスミキサーは小さく持ち運びやすいことから、「マラソンや、山を走るトレイルの大会に出るときに、今度持っていこうと決めています」と気に入った様子。「栄養管理には生の食材を摂ることが大事と思っていて、健康管理されている方にぜひ使っていただきたい」と評価した。