e-bikeオーナーがグループライド初体験。笑顔があふれたモトベロのサイクリング企画に同行

e-bikeに興味があるものの実際に購入したらどんな楽しみ方をしたらいいのだろう。その性能を使いこなせるだろうか。高額な自転車ということもあり、購入に悩んでいる人も少なくないかもしれません。一方で、すでにe-bikeを購入し、その魅力を実感しているオーナーさんには、その楽しい時間や話題を共有できるリアルな「e-bike仲間」が欲しいと感じている人もいるでしょう。そんなe-bikeオーナーや未来のオーナーたちの思いに応えるe-bikeサイクリング企画がスタートしました。

e-bikeで初めてのグループライドを体験

電動アシスト自転車専門店・モトベロが、“e-bikeユーザー”に限定したライドイベント「モトベロモーニングライド@二子玉川」を毎月第3土曜日の午前中に開催。その第1回目となる10月のライドイベントに同行してきました。

どんな参加者だろう、未来のオーナーは来るのかな? と楽しみにしながら現地へ向かいます。開始前には全5名の参加者が「愛車」で到着。今回はスペシャライズド「TURBO VADO SL」が2名、ヤマハ「CROSSCORE RC」が2名、ブルーノ「e-tool」が1名。

購入から1年半以上が1名、約1年が1名、半年以内が3名で、それぞれ通勤や街乗りがメインの日常使いなので、基本的にソロライドとなります。遊び方やグループライドを体験したかったそうで「こういう企画を待っていた!」と早々に申し込んだとのこと。

今回のライドはモトベロ二子玉川をスタートし、多摩川上流方面へ砂岩を走る片道約10kmのサイクリングです。しかし、4年ぶりの開催となる多摩川花火大会の当日とバッティングしていました。規制や混雑を避けるルートも交えながら、サイクリングコースに入って行きます。遠回りや停車頻度が多くても、ストップ&ゴーが得意なe-bikeの特徴をあらためて実感。というか、すでに乗り慣れているオーナーたちなので、「ここの花火大会、朝からこんなにすごいんですか?」と遠回りもまったく気にしていませんでした。

ブリーフィングを終えて愛車で出発

駅前や花火大会の混雑を避けて多摩川サイクリングロードへ。e-bikeの得意分野の遠回りはむしろ楽しい!?

気持ち良い秋晴れ

あえてグラベルに突入したり

日頃から多摩川サイクリングを楽しむ人にしたら、ごく日常のワンシーンかもしれませんが、参加者のみなさんは初体験なので「気持ちいい」と楽しんでいました。比較的近所には住んでいるものの、走ったことはなかったそうで新鮮だったようです。

「多摩川走ると気持ちいいんですね～」と笑顔

また、e-bikeはもっとアップダウンがきつい場所のほうが向いているのでは? と考える読者もいるかもしれませんが、基本的には自転車なので好きな場所を自由に好きに走ればいいのです。景色の良い場所で休憩したり、写真を撮ったり、今回のように混雑している場合も余裕を持って停まれるのがe-bikeです。そして、みんなが同じペースでのんびり走れるので会話も盛り上がります。初対面のみなさんが往復20kmのライドで仲良くなるのが印象的でした。

折り返し地点でも会話がはずみます

二ヶ領上河原堰付近で記念撮影

こんな愛車で参加していました

今回の参加者は主に通勤や街乗りがメインでしたが、より快適に乗れるようなこだわり、今後やりたい遊び方に向けての準備など、カスタムに試行錯誤しているのも楽しそうでした。そんな愛車を簡単にご紹介します。

唯一の女性参加者のブルーノ「e-tool」。お子さんが小さな頃は電動アシスト自転車の子乗せタイプに乗っていたそうですが、これからの日々のために1年半前に購入されたそう

日常使いが中心なのでオルトリーブのフロントバッグを装着。買い物などもうちょっと荷物を積みたいので、リアキャリアへのパニアバッグ装着も考えているそう

スペシャライズド「TURBO VADO SL」オーナーさん。かつてはMTBに乗っていた時代もあるそうですが、e-bikeと出会うことで再び自転車生活を始めたそうです

片道20kmの通勤を快適にするための仕様。タイヤを変えることでさらに快適になったとのこと

ヤマハ「CROSSCORE RC」のオーナーさん。5月に納車されていろいろ楽しみ方を考えているそうです。多摩川も近所ですが走ったこともなく、今回のルート以外のスポットにも興味津々でした

e-bikeならではの積載量を活かした旅バイクの雰囲気。まだ本格的な出番はないそうで、今後の楽しみ方を考えているのが印象的でした

スペシャライズド「TURBO VADO SL」オーナーさん。購入から約半年ほどで、主に桜新町から渋谷までの近距離通勤がメインだそうで、今回のライドツアーは新鮮で楽しかったそうです。今後は通勤以外の楽しみも模索中

購入時から変えたのはペダルのみ。三ヶ島のペダルは吸い付きの良さがお気に入り。今後少しずつカスタムしていきたいそう

ヤマハ「CROSSCORE RC」のオーナーさん。今回のライドツアー最年長の71歳。もともとサイクリストですが、e-bikeとの出会いで再びサイクリング熱に火が付いたそう。トランポして山へ行きたい、という若々しく元気な笑顔が印象的でした

基本的には購入時のオーソドックスなスタイル。シートチューブのボトルケージにはSCOUTのセキュリティシステムが装着されていました

毎月、第3土曜日に開催されますので、「試乗をしたい」という人もぜひ参加してはいかがでしょうか。モトベロは、今後も各店舗を拠点にさまざまなサイクリング企画を実施し、e-bikeユーザー同士が繋がる機会を創出していくとのこと。電動アシスト自転車専門店だけあって最新モデルを揃えているのでオススメです。