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三菱、1人暮らし向け冷蔵庫 上にもの置きやすい

2ドア冷蔵庫「Pシリーズ MR-P17/15M」

三菱電機は、単身世帯に向けて省エネ性と使い勝手を高めた2ドア冷蔵庫「Pシリーズ MR-P17M/MR-P15M」を、10月17日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は、「MR-P17M」が70,000円前後、「MR-P15M」が60,000円前後。

冷蔵庫上段(冷蔵室)の扉上部まで広がる耐熱(約100℃)のフルフラットトップテーブルを採用。冷蔵庫の上に食品や食器を一時的に置くことができ、限られたキッチンスペースを有効活用できる。例えば、冷蔵庫から取り出した飲み物をその場で注げるため、移動の手間や作業スペースを探す必要がないとしている。また、扉上部までトップテーブルを延長することで、ドアと天板の間に汚れが溜まりにくく、お手入れも簡単だという。

ドアの両端を丸くすることで圧迫感を抑え、やわらかい印象で、生活空間やインテリアになじみやすいデザインに仕上げた。マットな質感のナチュラルトーン面材を採用し、カラーは白色系のマットホワイト(W)と新色のマットサンドブラック(B)の2色展開。

生活空間になじむデザイン。カラーはマットサンドブラック

冷蔵室は3段ガラス棚と大容量ドアポケットを搭載。棚の位置を変えることで2Lペットボトルの縦置きも可能で、全段ガラス製のため汚れが拭き取りやすく、清潔性を保てるとする。ドアポケットには、500mlペットボトルを最大10本収納できるほか、「ボトルストッパー」と、チューブ類を立てて整理できる「チューブスタンド」を備える。倒れやすいボトル類の収納性や整理性を高めたという。

整理整頓しやすい3段ガラス棚。カラーはマットホワイト

冷凍室は46Lと大容量ながら、引き出し式の2段構造を採用。上段にはカップアイスなど背の低いものを、下段には食パンなど背の高いものを分けて収納できる。食品の見やすさと取り出しやすさを両立した構造としている。

運転音は約22dB(A)。狭い部屋でも動作音が気になりにくいという。

MR-P17Mの本体サイズは480×595×1,338mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は168Lで、冷蔵室122L(うちスライド室9L)、冷凍室46L。年間消費電力量は304kWh/年。省エネ基準達成率は101%。

MR-P15Mの本体サイズは480×595×1,213mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は146Lで、冷蔵室100L(うちスライド室9L)、冷凍室46L。年間消費電力量は300kWh/年。省エネ基準達成率は101%。