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三菱、肉や魚おいしく保存するスリム冷蔵庫
2025年5月20日 08:05
三菱電機は、幅60cmのスリムタイプ冷蔵庫「CXシリーズ」を発売する。価格はオープンプライス。ラインナップと市場想定価格は容量365LのMR-CX37Mが198,000円前後(6月20日発売)、容量330LのMR-CX33Mが176,000円前後(5月23日発売)。
プレミアム機種に搭載されていた保存機能「氷点下ストッカーD A.I.」を3ドアタイプとしては初めて採用した冷蔵庫。「氷点下ストッカーD A.I.」は、約-3℃~0℃の氷点下環境ながら、食材を凍らせない過冷却現象を活用した同社の独自技術。肉や魚を生のまま長く保存できるほか、凍らせない保存はドリップの流出も防ぐため、うまみや栄養素を逃がさず鮮度をキープできるという。
チルド室上段は、冷蔵室の横幅いっぱいまで使えるワイドチルド設計。トレイなどの幅が広い食品も収納しやすい。
ワンタッチで設定可能な「急速冷凍モード」を搭載。素早く冷凍することで食品の細胞破壊を抑え、解凍時のドリップ量を約24%抑制するという。
タマゴケース付きのフリーケースを搭載し、小物類や朝食セットなどの整理に便利で、食材を探す時間も短縮できるため、省エネにも効果を発揮する。
MR-CX37Mの本体サイズは600×656×1,820mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約66kg。容量は365L。各室の内容積は、冷蔵室215L、野菜室は70L、冷凍室は80L。年間消費電力量は335kWh/年。カラーはマットリネンホワイト、マットアンバーグレーの2色。右開き/左開きを用意する。
容量違い、シリーズ違いも発売
このほか「CXシリーズ」の容量違いとして、容量違いとして、容量300LのMR-CX30Mと、同272LのMR-CX27Mを6月20日に発売する。価格はオープン、市場想定価格はMR-CX30Mが170,500円前後、MR-CX27Mが165,000円前後。
MR-CX30Mの本体サイズは540×656×1,750mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約60kg。容量は容量は300L。各室の内容積は、冷蔵室170L、野菜室は60L、冷凍室は70L。MR-CX27Mの本体サイズは540×656×1,630mm(幅×奥行×高さ)、重量は約58kg。容量は272L。各室の内容積は、冷蔵室142L、野菜室は60L、冷凍室は70L。
また、省エネ性能を向上させた下位モデルを2シリーズ発売する。
「Cシリーズ」MR-C33Mは5月23日に発売する。価格はオープン、市場想定価格は143,000円前後。本体サイズは600×656×1,698mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約63kg。容量は330L。各室の内容積は、冷蔵室180L、野菜室は70L、冷凍室は80L。
「Nシリーズ」MR-N40Mは6月20日に発売する。価格はオープン、市場想定価格は216,700円前後。本体サイズは600×699×1,820mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約74kg。容量は403L。各室の内容積は、冷蔵室232L、野菜室は80L、上段冷凍室は38L、下段冷凍室は53L。
「CX/C/Nシリーズ」共通で「シームレスデザイン」と、どこからつかんでも扉を開けやすい「フリーアクセスデザイン」を採用し、見た目と使い勝手の両面に配慮している。