ニュース

2月の国内家電出荷額は5カ月連続のマイナス

 日本電機工業会(JEMA)は、2月の国内家電出荷額を発表した。出荷総額は、前年同月比の74.0%となる1,521億円に留まり、5カ月連続のマイナスとなった。

2月の国内家電出荷額

 製品別の出荷額では、エアコンが前年同月比26.8%減の415億円で10カ月連続のマイナス。冷蔵庫は同46.9%減の237億円、洗濯機は同30.7%減の214億円で、ともに5カ月連続のマイナスとなった。

 掃除機、電子レンジ、ジャー炊飯器、IHクッキングヒーターなどの出荷実績も前年割れとなっている。

 JEMAでは、消費増税前の需要増で好調であった昨年の2月と比較するとマイナスだが、同月の過去10年の平均値(1,506億円)は上回っており、全体として高い水準を維持しているという。

中野 信二