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5月の国内家電出荷額は8カ月ぶりのプラス

 日本電機工業会(JEMA)は、5月の国内家電出荷額を発表した。出荷総額は、前年同月比の103.8%となる1,754億円となり、8カ月ぶりのプラスとなった。

 プラスとなった原因には、消費マインドが回復傾向にあること、全国的に気温が高かったことで、ルームエアコンや冷蔵庫などの季節製品が好調に推移したことが挙げられている。

 製品別の出荷額では、エアコンが前年同月比7.7%増の670億円で、冷蔵庫は同6.2%増の330億円。それぞれ13カ月、8カ月ぶりのプラスとなった。

 また、電気掃除機が13.5%増の70億円、ジャー炊飯器が17.3%増で83億円と、プラスで推移した。

 一方、洗濯機は193億円の同6.1%減で、8カ月連続のマイナスとなった。

河原塚 英信