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プラズマクラスターを搭載した、シャープ初のブラシ付きドライヤー
(2014/9/9 00:00)
シャープは、プラズマクラスター搭載のブラシ付きドライヤー「プラズマクラスターヘアスタイラー IB-CB54」を、10月17日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、19,000円前後(税抜)。
ブラシ付きドライヤーは、同社では初の製品となる。サロン発想のブラシで髪を整え、まとまったツヤのある髪に仕上げる効果と、プラズマクラスターで静電気をおさえ、髪のダメージを抑制することの2つに着目している。
本日開催された同製品の説明会は、プラズマクラスター機器事業部 国内商品企画部 主事の馬場木綿子氏による説明のもと行なわれた。
同氏は、「髪のクセやうねりを直したいときに、うねっている部分のみに熱を当てて無理に整えようとしてしまいがち。だが、プロに話を聞いたところ、プロは根元からブラシで引っ張りながらブローして髪を整えるという。このプロの技をいかに実現するかというところから、商品作りがスタートしました」と、説明した。
こうしたプロの発想をもとに開発されたのが、同社独自の「ブローブラシ」だ。
ブローブラシは、ブラシを回転させても髪をしっかりキャッチする「テンション毛」を採用している。根元にテンション(引っ張る力)と熱を与えることで、クセやうねりがきちんと取れるという。
また、ブローブラシの側面にはサイドホールを備えた。このサイドホールにより、髪の引っ張った部分や根元に、温風やプラズマクラスターイオンを届け、髪を整えるという。
本体に搭載されたプラズマクラスターイオンは、プラスイオンとマイナスイオンを同時に放出し、静電気を抑制する。ブラッシングをすると、髪はプラスに、ブラシはマイナスに帯電するが、プラズマクラスターイオンが発生することで、それぞれの静電気を抑えることができる。これにより、静電気を約1/4に、枝毛・切れ毛を約40%軽減したという。キューティクルダメージも抑え、ツヤのアップも実現している。
同氏は、「ヘアスタイラーを使用して髪のベースをしっかり整えてから、ヘアアイロンなどでカールをつけたりすると、さらに仕上がりが良くなります。もちろんヘアスタイラーのみを使ったスタイリングもできます」と語った。
会場では実演も行なわれ、スタイリングしていない髪に、片側だけヘアスタイラーを使用して比較した。
運転モードは、「HOT/COLD」の2タイプと、「DRY/SET」の2タイプを組み合わせて、計4通りから選べる。
持ち手部分の真ん中は、手にフィットするくびれラインを採用している。
本体サイズは、55×354mm(直径×長さ)で、重量は約390g。消費電力は500W、温風温度は110℃、風量は分速0.4立方m(「HOT/DRY」使用時)。付属品には、ロールブラシとユニット清掃ブラシを付属する。本体カラーはレッド系。
カラーリングダメージを抑制するピストル型ドライヤーも発売
また、ヘアカラーなどで傷んだ髪のダメージを抑えるピストル型ドライヤー「プラズマクラスタードライヤー IB-HD94」を、9月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、19,000円前後(税抜)。
運転モードに、通常の温度(約105℃)よりも低い約85℃の「あったかドライ(WARM)モード」を新たに搭載している。これにより、毛髪の主成分であるケラチンが変性する約55℃よりも低く髪の温度を保つことができ、熱ダメージを抑えて髪を乾かせるという。
従来モデル同様に、髪を乾かす時間を短縮する「速乾エアロフォルム」や「地肌エステモード」などの機能も継承している。
本体カラーは、アクアブルー、ブラック、ローズレッド、ピンクゴールドの4色展開。
下位モデルとして、あったかドライモード/地肌エステモードなどを省略した「プラズマクラスタードライヤー IB-HD64」も同時に発売する、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、15,000円前後(税抜)。本体カラーは、パールホワイトとペールピンク。