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7月の暑さで、エアコンと冷蔵庫が好調

~エアコンは7月としては過去最高の出荷台数

 JEMA(日本電機工業会)は、7月度の家電出荷額が前年同月比5.6%増の2,687億円になり、6月に続き前年比を上回り、好調を維持したと発表した。

 製品別では、エアコンが同比12.3%増の1,302億円、冷蔵庫が同比6.0%増の550億円となり、2カ月連続で前年を上回った。

 エアコンの出荷台数は169万台で、7月としては1972年の調査開始以来過去最高となった。冷蔵庫は501L以上の大容量タイプが5カ月連続で前年を上回っている。

 JEMAでは、7月前半は全国的に高温となった地域が多く、エアコンと冷蔵庫が好調を維持したという。洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器は前年を下回ったが、夏の季節商品が、全体を押し上げたと分析している。

 なお、食器洗い乾燥機は、同比20.7%増の7万台となり、5カ月連続のプラスとなっている。新築及びリフォーム時の導入が増えたこと、食事の後片付け作業の軽減と、節水性、経済性などが好調の背景としている。

エアコンと冷蔵庫が好調で7月の売上を支えた

伊達 浩二