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8月の家電出荷額、猛暑と住宅着工戸数の伸びで3カ月連続のプラス

 JEMA(日本電機工業会)は、8月の家電の国内出荷実績を発表。国内出荷金額は1,789億円で、前年同月比1.6%の増加となり、これで3カ月連続でのプラスとなった。

 製品別ではエアコンが、全国的な猛暑の影響で同3.9%増の601億円と、3カ月連続のプラスとなった。また、洗濯機は同9.6%増の225億円と、2カ月ぶりのプラスだった。

 また、住宅着工戸数の伸びにより、換気扇は同6.5%増の84億円、食器洗い乾燥機は同13.3%増の29億円と、好調に推移している。

 台数ベースでは、エアコンが同2.1%減の77万台、掃除機は同4.7%減の43万7千台、炊飯器が同8.9%減の36万1千台となっている。一方で、洗濯機は4.6%増の37万2千台、電子レンジは4.1%増の21万台と伸びを見せている。

 冷蔵庫は対前年と同じ43万8千台だが、容量501L以上に限ると同4.4%減の8万3千台で、半年ぶりのマイナスとなっている。

2012年8月から2013年8月までの家電出荷実績。3カ月連続のプラスとなった

正藤 慶一