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「パナソニック スマートアプリ」のPCサイト版が登場

~スマホで登録した体重や血圧のデータを大きい画面で確認

「パナソニック スマートアプリ」のアイコン

 パナソニックは、同社が提供している無料のスマートフォン用アプリ「パナソニック スマートアプリ」において、血圧と体重など一部の測定データがパソコンからも閲覧できるようになったと発表した。

 パナソニックでは、「おサイフケータイ」機能またはNFC通信機能を搭載したAndroidスマートフォンと、同社の家電製品を連携させるアプリ「パナソニックスマートアプリ」を昨年より提供している。対応している家電は、一部の冷蔵庫やオーブン、体重計や活動量計、血圧計など。

 従来、パナソニックスマートアプリはパソコンとは連携せず、スマートフォンからのみデータを閲覧できるサービスだったが、このたび血圧計で測ったデータをグラフ化して記録する「血圧メモ」機能と、体組成計や活動量計に対応する「ダイエットメモ」機能の2つが、パソコンからの閲覧に対応した。これにより、データのグラフ化や編集といった、アプリでできることがパソコンからもできるようになった。さらにパソコン版ならではの機能として、CSV形式でのファイル出力や、プリントアウトにも対応する。

データは過去13カ月前まで確認できる

 「ダイエットメモ」と「血圧メモ」パソコン版を利用するには、パソコンから同社の無料会員サイト「CLUB Panasonic」にログインする。どちらも、スマートフォンのアプリと同様に、データは13カ月前までさかのぼって確認できる。また、パソコンからデータを編集することも可能。

 「ダイエットメモ」のパソコン版では、体組成計や活動量計で測った体重、体脂肪率、BMI、消費カロリー、歩数などの項目のうち、任意の2項目をグラフ化して表示する。

 計測履歴は一覧で表示し、日付をクリックするとさらに詳細な計測データを確認できる。

体組成計や活動量計で測った項目のうち、2項目を選んで表示する
過去13カ月までさかのぼって確認できる

 一方、「血圧メモ」のパソコン版では、対応の血圧計で測った過去の最高血圧、最低血圧、脈拍のデータをグラフ化。一日あたり最大で、朝/昼/晩の3回分の測定データをグラフに表示できる。

 計測履歴は一覧で表示する。体組成計や、活動量計など、ほかにも連携させている機器があれば、あわせてデータを確認できる。

最高血圧、最低血圧、脈拍のデータをグラフ化
一覧形式で表示可能

小林 樹