東芝、“白熱電球100W形以上”の明るいLED電球を開発


 東芝ライテックは、“白熱電球100W形以上”の明るさを備えた電球色のLED電球を開発したと発表した。

 今回開発されたLED電球は、電球色で、光束が1,690lmと“白熱電球100W形以上”の明るさを備えている点が特徴。現在同社から発売されている、最も明るい電球色のLED電球「E-CORE 一般電球型8.7W LEL-AW8L」は、全光束が600lmのため、約2.8倍ほど明るい計算となる。

 また、従来のLED電球よりも光が広がる点も特徴。約260度に配光するという。

 このLED電球は、ドイツ・フランクフルトで開催中の照明関連機器の展示会「ライト・アンド・ビルディング」にて展示される。

新開発のLED電球は、“白熱電球100W形以上”という明るさ。配光も約260度と広い全光束の1,690lmは、電球色では最も明るい「E-CORE 一般電球型8.7W LEL-AW8L」(写真)の600lmの約2.8倍となる

 東芝ライテックは同展示会にて、従来品も5倍明るい全光束2,000lmを実現したGX53口金用の薄型LEDユニット「LEDユニットフラット形」や、既存の蛍光ランプ器具に置き換えられる「LEDベースライト」、LEDの投光器や道路灯など、LED開発品も展示する。



(正藤 慶一)

2010年4月13日 17:31