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SWANS、発熱してくもらないゴーグル

RACAN-F-XED

山本光学は、「SWANS」ブランドから、面発熱レンズを搭載したスノースポーツ用ゴーグル「RACAN-F-XED」を、2025年10月に発売する。価格は55,000円。

レンズ自体が発熱する「HEAT-LENS」を採用。ポータブルバッテリーから給電し、レンズ全体を面発熱させることで、レンズ内面の結露や凍結を防止。さらに内側と外側のレンズの間にできた温度の緩衝層が結露を防止するダブルレンズに、高機能くもり止めをコーティングしている。

面発熱レンズ「HEAT-LENS」を採用

面発熱レンズは14年ぶりに全面リニューアル。くもりに関するSWANSのレンズ開発ノウハウに、パナソニック インダストリー社の透明導電フィルム「FineX(ファインクロス)」の性能が加わったことで、くもらない性能が大幅に向上したという。

ゴーグル内部に雪が付着したり、体温が上昇して汗をかいたりしても結露やくもりが発生せず、厳冬期の雪山で安全な視界を確保できるという。

レンズ自体が発熱するためくもりにくい

付属の容量6,000mAhリチウムイオンバッテリーで、約8.5時間連続使用可能。充電時間は約7時間。バッテリー稼働中はランプが点灯し、ON/OFFも可能。

ゴーグル内部容積を広く確保したフレームレス構造で、メガネの上からも装着可能。垂直方向に平らで側面が湾曲しているシリンドリカル形状のため、左右水平方向に広い視野が確保できる点も特徴とする。

ケーブルを含む本体重量は170g。リチウムイオンバッテリー(174g)、充電用USBコード、DC カールコード、ケース、布袋が付属する。レンズカラーは2色をラインナップ。