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SWANS、手につけて水泳のフォームわかる測定アイテム

水泳用データ測定デバイス「eo SwimBETTER90」

山本光学のSWANSブランドは、手のひらに装着して使う、水泳用データ測定デバイス「eo SwimBETTER90」を、大学や高校、クラブチーム、スイミング施設などの団体向けに、4月から販売開始する。価格は198,000円。なお、記録されたデータを確認するためには、別途メンバーシッププログラムの購入が必要(メンバーシップ最長6カ月無料期間付き)。

本体

水をかく動作(ストローク)における、6方向の力(推進力、抵抗力、上下左右)を1秒間に50回測定。手の速度、向き、角度、ストロークの軌道をリアルタイムで可視化する。データ記録時間は最大90分。

これにより、左右のストローク差や推進力のロス、疲労による動作変化などを、専用アプリやパソコンのプラットフォームから詳細に分析可能。またデータとビデオを同期することで動作の改善点を直感的に把握でき、より効率的なパフォーマンス向上が期待できる。

指導者はリアルタイムで選手の泳ぎとデータを確認でき、選手は指導者とともに数値化されたデータを確認しながら、改善点を客観的に把握することが可能になる。

手の速度、向き、角度、ストロークの軌道をリアルタイムで可視化する
データとビデオを同期することで動作の改善点を直感的に把握しやすい

SWANSが行なった実泳テストでは、「感覚だけでなく、数値で改善が実感できる」や、「時間の経過による泳ぎの変化をグラフで確認でき、コーチと共有できるのがよい」などの声が多く寄せられたという。

なお、個人向け販売や、修理、問い合わせについては、輸入総代理店であるカスタムプロデュースが担当する。個人向けで、データ記録時間が最大15分の「eo SwimBETTER15」の価格は154,000円。