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泳ぎながら距離やタイムが見えるARゴーグル

泳ぎながら距離やタイムなどの数字を確認できる、近未来なARスマートスイムゴーグル

BLANは、ARスマート水泳用ゴーグル「Holoswim2S」を3月下旬に発売した。価格は29,700円。

ARディスプレイを搭載したスマートスイムゴーグル。ARを活用し、泳ぎながら距離やタイム、ラップ、ペースなどを計測・確認できる。アプリと同期して、分析結果をコーチとシェアしたり、データを保存して仲間と競ったりするなど、プール時間の最適化や運動効果の向上に役立てられるとする。

Holoswim2S

透明なOLED(有機EL)ホログラフィックディスプレイを採用。50%の光透過率と25度のFOV(視野角)を持つ樹脂ベースのAR光学モジュールで設計しているため、水中でもクリアな視界で快適とする。そのほか防曇(曇り止め)や耐スクラッチ(傷防止)、反射防止、ブルーライトブロックなど様々なコーティングで目を保護する。

水中でもクリアな視界を実現するディスプレイ

水漏れ防止と完璧なフィット感を実現するために、4サイズのノーズブリッジと頭部のサイズに対応した3Dフィットシリコンガスケット、調節可能なストラップを付属。3Dフィットシリコンガスケットは、人間工学に基づき、軽量な医療用シリコンで設計されており、科学的に顔の輪郭にフィットさせ水漏れを防ぐことができるため、長時間快適に使用できるという。また流体力学設計により、水の抵抗をより少なくした。

モードは、ライブメトリクスモード(愛好家)/ゴールモード(水泳サークル)/カスタムモード(プロとアスリート)の3つを搭載。エクササイズが目的の人からプロのアスリートまで、目的別にモードを選択できる。

3つのモードを搭載

水泳のワークアウトデータを記録するスマートウェアラブルデバイスとして単独で使用できるほか、Polar心拍計(別売)とペアリングして使用することも可能。心拍数をリアルタイムでモニタリングすることで、運動強度を科学的に測定し、トレーニング効果を数値化。水泳のリズムをマスターすることができるという。

またApple WatchやGarminのスマートウォッチと互換性があり、心拍数、GPSなどの共有が可能。公共エリアで泳いでいるときは、GPSを使用して動きを追跡し、自分専用の水泳マップを生成できる。

そのほかBluetooth経由でスマートフォンに接続すると、最大50mの範囲でゴーグルの着信通知が有効になるため、スマートフォンをプールの外に置いても、着信がいつでも通知される。

紐を除く本体サイズは150×55×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は70g。バッテリーは容量70mAhのリチウムイオン電池。使用時間は4時間(使用状況により異なる)。