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大雪でエアコンにトラブル? 冬の暖房を安定して効かせる対策とは
2024年12月5日 10:05
【降雪前の対策】普段からやっておきたい室外機周辺の環境整備
地域共通の対策として、室外機周辺を掃除し、ファンの前や横に風を遮るものを置かないようにして、⼗分なスペースを確保しておくことが重要とする。
ファンの前や横に観葉植物や段ボールなどの障害物を置いていると、風を遮り、室外機の正面に雪が積もってしまう可能性があるという。室外機周辺の風通しを良くするために、動かせるものはできるだけ片づけて、上面にものを置かないよう呼びかけている。
●寒冷地での室外機設置時に気を付けたい3つのポイント
寒冷地での室外機の設置位置は家の東側か南側がおすすめ。家の北側や西側は季節風の影響を受けやすく、冬場は雪が室外機に吹き込んでしまい、安定した稼働を実現できない可能性があるという。
寒冷地では、室外機から排出されるドレン水で地面が凍結して思わぬ事故につながることも。そのため室外機を設置する際には、人の通る場所や地面が凍結すると問題のある場所は避ける。
加えて、別売部品の架台を使って雪害を回避。地上に設置する場合は二段架台などを活用し、降雪とドレン水の凍結の影響がない高さに設置する。上階や壁面に設置する場合は壁面用据付台などを活用し、降雪・落雪・つららなどの影響を受けにくい場所に設置。
バルコニーに設置する場合は一段架台などを活用し、降雪とドレン水凍結の影響がない高さで設置する。また設置場所に関わらず、寒冷地では必要に応じて防雪フードを活用するのがおすすめ。