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アクア、冷凍室たっぷりの薄型冷蔵庫TZ 深澤直人デザイン

冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」2024年モデル

アクアは、プロダクトデザイナーの深澤直人さんがデザインを手掛けた、冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」の2024年モデルを、3月7日から順次発売する。

ラインナップは、同シリーズ最上位機の容量512L「AQR-TZA51P」と同420L「AQR-TZA42P」、加えて同512L「AQR-TZ51P」と同420L「AQR-TZ42P」。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、352,000円前後、330,000円前後、341,000円前後、319,000円前後。

容量512Lと420Lの、全4モデルをラインナップ

本体の奥行きは635mm。キッチンにピッタリ収まる、業界トップクラスの薄型設計だとする。また庫内の奥行きが約510mmのため、庫内が一目で見渡せ、最上段の奥にも手が届きやすい。

奥行きは635mmとスリムな設計
庫内の奥行きが約510mmのため、他モデルよりも奥まで手が届きやすい

大容量の冷凍庫を搭載

冷凍室は、512Lモデルが180L、420Lモデルが146Lを確保。いずれも3段で6つのボックスに分かれており、整理しやすいという。冷凍室のドア下にはLED照明を備え、冷凍ボックスを明るく照らす。

上段には、約‐30℃の冷気ですばやく冷凍する「クイック冷凍」機能を搭載。炊きたてご飯の冷凍やホームフリージングに適している。中段には食パンや冷凍食品を、深さ約28cmの下段には500mlのペットボトルや冷凍ピザのような大きい食品も入れられる。

3段で6つのボックスに分かれており、整理しやすい

冷凍室内の温度変化を抑えて、食材の霜つきや乾燥を防ぐ「ドリップ抑制機能」を備える。食品のうまみや食感を損なわず、長期間おいしさをキープするという。

野菜を長持ちさせる「旬鮮野菜ルーム」

冷蔵室内には、温度と湿度をコントロールする半密閉構造の野菜ルーム「旬鮮野菜ルーム」を備える。同ルームには、北海道電力が開発した鮮度保持用LEDライトを搭載する。野菜の光合成促進やエチレンガスの発生などが抑制されることで、糖分が増加、軟化や腐敗の抑制、葉物野菜の色鮮やかさが長続きし、じゃがいもなどの発芽も抑制されるという。

鮮度保持用LEDライトを搭載する「旬鮮野菜ルーム」。野菜などの糖分が増加し、軟化や腐敗を抑制するという

湿度調節フィルター「HCS-Vフィルター」を上蓋裏に用いたスタッキングタイプのケースを付属。容器内の湿度を調整し、使いかけの野菜や傷みやすい果物なども、ラップなしで約2週間、新鮮な状態で保存できるとする。

容器内の湿度が調整されるケース。使いかけの野菜や傷みやすい果物なども、ラップなしで約2週間、新鮮な状態で保存できるとする

このほか「AQR-TZA51P」は省エネ性能が向上し、省エネ基準達成率は2023年モデルの105%から119%にアップした。

本体サイズは、512Lモデルが830×635×1,850mm(幅×奥行き×高さ)で、420Lモデルが700×635×1,825mm(同)。