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日立、深澤 直人デザインの空気清浄機を日本でも発売

 日立グローバルライフソリューションズは、海外で販売している深澤 直人デザインの空気清浄機を、日本国内でも2月29日より販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は90,000円前後(税抜)。

空気清浄機「EP-VF500R」

 部屋との整合性を高めたデザインが特徴の空気清浄機。2019年3月に発足された、「Hitachi meets design PROJECT」の第1弾製品で、プロダクトデザイナー・深澤 直人氏とコラボレーションして開発された。PM2.5などの問題から空気清浄機のニーズが高い、中国や東南アジアといった市場で販売していた。

 日本では、2019年上期に約3カ月の参考出展を行ない、ニーズの把握やマーケット調査を進めていたという。

 本体は、正面すべてを水平のルーバーで覆っており、1つのテクスチャのように仕上げることで、汚れた空気を強力に吸い込むことを示唆するデザインとしている。特徴的な背面形状により、部屋のコーナーにぴったりと収まり、隅から部屋全体に空気を循環。このほか、プレフィルターが取り外しやすいよう前面パネルを採用している。

部屋のコーナーにぴったりと収まる
背面
操作部

 適用床面積は51畳。運転モードは、「自動/ターボ/おやすみ/ECO」。アレルオフ微細じんHEPAフィルター、脱臭フィルターを備える。抑制できるアレル物質は、スギ花粉、カバノキ花粉、ブタクサ花粉、ダニのフン、ネコのフケ。センサーは、ダスト/ニオイ/照度の3種類を備える。

 本体サイズは、450×280×657mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11.5kg。8畳の空間を清浄するのに掛かる時間は6分。運転音は15dB~54dB。カラーはダークグレー。