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パナソニックから「スマートクローゼット」服を掛けると除菌消臭やシワのばし

スマートクローゼット HCC-R600A

パナソニックは、衣類を掛けて収納すると除菌や消臭、シワのばしなどができる「スマートクローゼット HCC-R600A」を8月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33万円前後。

外出機会の増加を背景に、おしゃれ着やスーツなどの服を着用しても帰宅時に除菌や消臭などが行なえる「衣類ケア」製品として開発。ドアが右開きのHCC-R600ARと、左開きのHCC-R600ALを用意する。標準容量は3着。

「スマートクローゼット HCC-R600A」の使用例
容量は3着分

帰宅時の衣類をハンガーに掛けて収納するだけで、クローゼット内部に充満したナノイーXによって除菌や消臭、花粉抑制、ウイルス抑制を行なう製品。ナノイーX「除菌消臭」コースを利用すれば、熱やスチームを使わずにデリケートな素材の衣服もケアできる。激しく揺らさない仕様のため、寝室やマンションの各部屋でも設置できるとしている。同コース時の運転音は約30dB。

ナノイーXで除菌や消臭などを行なう

「シワのばしコース」は、アイロンがけの代わりに、たっぷりのスチームを内部に行き渡らせて衣類のシワをのばすもの。「スマートスチームジェネレーター」とヒートポンプを搭載し、シャツやブラウスなども掛けるだけで自動で仕上げる。毎日着るシャツや制服、ふっくらさせたいダウンやニットなど、水洗いできる衣類向けのコースとなっている。

雨などで濡れた衣類の乾燥にも対応。制服や、生乾きの洗濯物なども乾かせる。「乾燥・お急ぎコース」は1着約30分(室温20℃の場合)としている。乾燥コースのタイマーは10分/30分/1時間/1時間30分/2時間。

乾燥後は、庫内の結露を防ぐために温風を40分ごとに10分間出して除湿。コース終了後に放っておけるようになっている。

本体幅は45cmで、さまざまな空間に溶け込むミラーデザインを採用した。扉は姿見としても使える。操作部は使う時だけ表示されるようになっており、ドアを開くと自動で電源オンとなり、タッチで操作できる。チャイルドロックも備える。

ミラーデザインを採用
使う時だけ操作部が表示される

別売でパンツプレス「HCC-PA1」も用意。パンツのシワをのばしながらセンタープレスも行なえる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後。サイズは36×3×82.5cm(幅×奥行き×高さ)。

別売のパンツプレス

本体サイズは45×61.3×173.4cm(幅×奥行き×高さ)。重量は69kg。定格消費電力は1,160W(シワのばし)。設置に給排水の工事は不要。アースや転倒防止金具は必要となる。