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パナソニック、日常やレジャーを快適にする充実装備&乗りやすいe-bike「XEALT S5」

XEALT S5

パナソニック サイクルテックは、e-bike「XEALT(ゼオルト)」ブランドの新シリーズとして「XEALT S5」を7月上旬に発売する。価格は368,000円。

スポーツユーティリティーバイクという位置づけで、390mm/440mmの2種類のフレームサイズに加え、停車時の足つき性を考慮したトップチューブ高、27.5型ホイールを採用。足つき性が良く、小柄な人でも扱いやすいサイズ感を実現し、幅広い層にフィットするモデルだとしている。

「XEALT S5」はどんなe-bike?

e-MTB「XEALT M5」同様に、最大トルク90NmのGXドライブユニットを搭載。欧州市場でも高い評価を受けていたドライブユニットを日本向けにチューニングしており、踏み出した瞬間に素早くスピードに乗り、急勾配では圧倒的なパワーを発揮するのが特徴。コンパクトな見た目ながらも街中や郊外の急坂での走行をパワフルにアシストする。

GXドライブユニットを搭載。90Nmというパワフルさが特徴

大容量468Wh(36V/13Ah)のバッテリーはダウンチューブに内蔵。ディスプレイと操作スイッチ一体型のカラー液晶ディスプレイスイッチは、スピードや距離、アシストモード、ケイデンスなどに表示に加え、スマートフォンアプリとも連携可能。komoot、アプリなどと連携し、簡易ナビを表示できる。

ハンドル周り。左ハンドルにカラー液晶ディスプレイスイッチを備える。変速はシマノ「ALIVIO(アリビオ)」(9速)
カラー液晶ディスプレイスイッチは視認性も操作性も良好
スマートフォンアプリとの連携、USB給電も可能
大容量468Wh(36V/13Ah)のバッテリーは専用キーで脱着可能

また、日常使いとレジャーの双方で快適に乗車できるように、フロントライト、前後にアルミ製のフェンダー、クラス10仕様のリアキャリアが標準装備となっている。オプションのパニアバッグを装着することで、デイキャンプなどアウトドアにお出かけにも適したモデルだとしている。

標準装備のリアキャリア

サイクルモード東京では展示のみだったが、5月19日にメディア向けに試乗会が開催され、家電 Watch編集長が実際に試乗してみた。

XEALT S5

安定感のあるタイヤと、GXドライブユニットによる力強いアシストで、漕ぎ始めてからスピードにのるまでスムーズでした。

AUTOモードでお台場周辺を走ってみると、特にアシストの状態を意識しなくても低速から高速までアシストがシームレスにつながって快適。海岸の風を楽しみながら走れました。道の途中で一部、砂だまりのような場所もありましたが、タイヤが大きく取られることもなく落ち着いて走行できました。

本体デザインもバッテリーがインチューブ型でスッキリしていて好みです。リアキャリアが標準で付いているのは意外でしたが、普段使いだけでなく、荷物を持って遠出したくなる、頼りがいのあるe-bikeだと感じました。

家電 Watch編集長が「XEALT S5」を体験

フレームサイズは390mm(適応身長148~170cm)と440mm(159~180cm)。車体重量は順に25.4kg、25.5kg。バッテリー容量は468Whで1充電あたりの走行距離はHIGHモードが約75km、AUTOモードが約99km、ECOモードが約139km。充電時間は約5.5時間。カラーはレーザーブルー、メタリックダークグレーの2色展開となっている。

レーザーブルー
マットチャコールブラック

XEALTシリーズは「XEALT S5」と「XEALT L3」が発売されることで、「マウンテンバイク」「スポーツユーティリティーバイク」「ライトスポーツバイク」の3つのラインナップとなった。パナソニック サイクルテックは、XEALTシリーズをさらに拡充するとともに、e-bikeの楽しさを体験できるイベントを実施していくという。