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スマートロックの初代Qrio Smart Lockがサービス終了

Qrio Smart Lock(Q-SL1)

Qrio(キュリオ)は8日、同社が2015年に発売を開始したスマートロック「Qrio Smart Lock(Q-SL1)」のサービスを、2023年10月31日に終了することを発表した。サービス終了すると、新規ロック登録や新規カギ発行などができなくなる。

終了の理由は、「製品の最終出荷より5年が経過し、買い切り型商品のためサービスの維持が難しくなった」と説明している。

なお、今回サービス終了するのは初代の「Qrio Smart Lock(Q-SL1)」のみで、現在販売している後継機種「Qrio Lock(Q-SL2)」のサービスは継続する。また「Qrio Smart Lock(Q-SL1)」のオーナーアカウント利用者には、別途「Qrio Lock(Q-SL2)」のセール案内を行なう予定だという。

初代Qrio Smart Lock(Q-SL1)のサービス終了のスケジュール

  • 2023年7月13日 iOS・Androidアプリの公開停止(新規インストールの停止)
  • 2023年10月31日 サービスの停止(Q-SL1を利用できなくなる)

Qrio Smart Lock(Q-SL1)は、サービス終了とともに、新規アカウント登録、新規ログイン、新規ロック登録、新規カギ発行等が行なえなくなる。サーバー通信を必要としない一部の機能(アプリとの接続による解施錠など)については即座に動作しなくなることはないが、アカウント認証情報の更新やカギ情報の更新など、セキュリティに関わる重要な機能の担保ができないため、同社は利用の継続を控えるように案内している。