ニュース

東芝、真空の「ひたし」でごはんの甘みを引き出す最上位炊飯器

炎匠炊き(ほのおたくみだき) RC-10ZWV グランブラック

東芝ライフスタイルは、真空圧力IHジャー炊飯器のフラッグシップモデル「炎匠炊き(ほのおたくみだき) RC-10ZWV」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は147,000円前後。

独自の真空技術を活用し、好みの炊飯コースに真空状態のひたし工程を追加できる「ひたしプラス」を新搭載。お米の吸水を高め、甘みが増したごはんに炊き上げるという。炊飯容量は1L(約5.5合)。

1,420Wの大火力と多段階火力調節、内回り/外回り2つの熱対流の方向を切り替える独自の加熱方式を採用。内釜の鍋肌側と中央側の温度差をなくし、内釜全体を高温で均一に加熱することで粒立ちのいいふっくらとしたごはんに炊き上げる。

内回り/外回り2つの熱対流の方向を切り替えて均一に加熱

内釜内部を真空にし圧力差で吸水させ、お米のα化を促進させる「真空αテクノロジー」を採用。ひたしプラスでは、好みの炊飯コースに10分~120分の6通りの真空状態のひたし工程を追加可能。すべての炊飯コースと組み合わせられる。

常圧でひたした場合と比べると、同じひたし時間でもひたしプラスはひたし後の吸水率比が6%アップ、炊き上がり後の甘みは14%アップし、よりふっくらとした甘みのあるごはんに炊き上がるとしている。

すべての炊飯コースに真空状態のひたし工程を追加できる「ひたしプラス」

「冷凍ごはんコース」も新搭載。炊飯のひたしから蒸らしまでの工程で加熱を調節し、保水性を高め、お米の芯までα化させることで冷凍・解凍時に起こるごはんの老化を抑えるという。まとめ炊きや余ったごはんの冷凍保存に適しており、温めなおしても炊きたてに近いおいしいごはんに仕上がるとする。

このほか、少量でもしっかり熱を対流させておいしく炊き上げる「少量炊飯コース」、地域で異なる水硬度に合わせて炊き方を調節する「水硬度炊き分け」、66種類の「銘柄炊き分け」、最大5通りの「食感炊き分け」などを搭載。

スマートフォン専用アプリ「IoLIFE」との連携に対応。炊飯器本体で予約炊飯を設定している場合に、外出先から炊き上がり予約時刻を変更することができる。炊飯履歴は最大10件まで自動的に記録され、履歴からお気に入りを最大10件まで登録可能。履歴やお気に入りから炊飯器本体へ炊飯コースを送信したり、炊き上がりの残り時間や保温経過時間などの状態確認もできる。

スマホアプリで予約時間の変更や炊飯コースの確認/送信ができる

操作部には4.3インチのカラータッチ液晶を搭載。フラットパネルや凹凸が少ない内ぶたを採用し、手入れもしやすい。

本体サイズは253×328×246mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.3kg。保温時間は最大40時間。本体カラーはグランブラック、グランホワイト。

カラータッチ液晶を採用
手入れしやすい凹凸の少ない内ぶた
グランホワイト

このほか下位モデルとして、6機種を6月上旬以降に順次販売する。いずれもオープンプライスで、本体カラーはグランブラックとグランホワイトの2色展開。ラインナップと店頭予想価格は下記の通り。

「水硬度炊き分け」「冷凍ごはんコース」を搭載した真空圧力IH炊飯器「RC-10VXV」(5.5合)、「RC-18VXV」(1升)は6月上旬発売。店頭予想価格は順に76,000円前後、79,000円前後。

RC-10VXV/RC-18VXV

「調理コース」を充実させ、温泉卵や半熟卵が手軽に作れる真空圧力IH炊飯器「RC-10VSV」(5.5合)、「RC-18VSV」(1升)は6月上旬発売。店頭予想価格は順に50,000円前後、54,000円前後。

RC-10VSV/RC-18VSV

「銅かまど丸釜」を採用した真空IH炊飯器「RC-10VRV」(5.5合)、「RC-18VRV」(1升)は6月中旬発売。店頭予想価格は39,000円前後、43,000円前後。

RC-10VRV/RC-18VRV