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掃除機で花粉を巻き上げてるかも? 花粉症の教授が教える解決策

花粉対策として掃除機をかけることが逆に花粉をまき散らすことにつながる可能性があるそうだ

日本気象協会公式の天気予報専門メディア・tenki.jpは花粉の飛散開始時期について、2023年は各地で例年並みで、東京では2月11日から飛び始めると予想している。花粉症の人にとって辛いシーズンがやってくるわけだが、花粉対策として空気清浄機を設置したり、こまめに掃除機をかけたりするといったことはよく聞かれる。

しかしダイソンによると、掃除機をかけることが逆に花粉をまき散らすことになる可能性があるという。一体どういうことなのか話を聞いてきた。

破裂した花粉が排気されているかも

埼玉大学大学院 理工学研究科の王青躍教授によると、花粉は小雨などの外部からの刺激や、都市部での排気ガスなどとの接触で破裂し「粉砕花粉」となり、花粉の中に含まれるアレル物質が空中を漂うことになるという。

埼玉大学大学院 理工学研究科の王青躍教授
粉砕花粉のイメージ

通常の花粉は20~40μmの大きさだが、粉砕花粉はマイクロ~ナノレベルの超微粒子になる場合も。微粒子サイズの花粉は空気中に舞いやすく、また長く滞留しやすいため、通常の花粉だけでなく、粉砕花粉の対策もきちんと行なうことを推奨している。

しかし、床に落ちた花粉を除去しようと掃除機がけをしても、この粉砕花粉が排気口から再び空気中に排出されてしまう可能性があると王教授は指摘する。

王教授による実験では、国内で販売されている掃除機5機種を用いてスギ花粉を吸引、排気の調査を行なった。埼玉大学の独自計測法で花粉をどれだけ排気しないか、排気口でのブロック率を比較したところ、花粉の粒子が小さければ小さいほど、排気の中に粉砕花粉が漏れている掃除機が多いという事実が明らかに。PM2.5(2.5μm)までブロックできていた掃除機も、さらに小さな微粒子になると排気口から排出されてしてしまうことがわかったという。

実験結果。粒子の大きさ別に排気口でのブロック率を調査した

そのため、掃除機を購入する際は排気性能にも着目してほしいと王教授は語る。

ダイソンの「Dyson V12 Detect Slim コードレスクリーナー」であれば、5段階で微粒子を捕らえる設計と高性能フィルターにより、0.3μmの微粒子を99.99%捕集できるという。さらに現在、V12シリーズ購入時に、0.1μmの微細な花粉やホコリまで捕集する「高性能HEPAフィルター」をプレゼントする数量限定キャンペーンも行なっている。

Dyson V12 Detect Slim コードレスクリーナーは0.3μmの微粒子をしっかり捕集する
現在、0.1μmの微粒子まで捕集できる高性能HEPAフィルターをプレゼントするキャンペーンを実施中
高性能HEPAフィルターを装着したところ(写真左)。写真右の上部、紫色のフィルターは標準装備

花粉は「部屋に入れない」。空気清浄機のおすすめ設置場所

最後に、自身も花粉症だという王教授が実践している花粉対策を紹介したい。

花粉が溜まりやすい場所をチェック

家の中でも外気が入りやすい玄関や窓際は花粉が入りやすく、空気が流れにくいクローゼットには花粉が溜まりやすいという。また床材はフローリングより畳、畳よりカーペットに花粉が付着しやすいため、普段カーペットを敷いている人は花粉シーズンだけでもしまっておくのがよさそうだ。

家の中で花粉に気を付けたいポイント

空気清浄機の設置場所にもポイントが

花粉は外から入って来るため、その侵入をどれだけ防げるかがポイントとなる。帰宅時は上着を玄関で脱ぎ、すぐにお風呂に入るのが有効だという。空気清浄機は人の出入りが多く、花粉が舞い上がりやすい部屋の入口や玄関に設置することを推奨している。

また花粉対策として加湿器も有効だが、花粉の粉砕は湿度70%を超える環境でも起こりやすいため、注意が必要だとしている。

普段から行ないたい花粉対策
空気清浄機は人の出入りが多い場所に設置するのがおすすめ