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コロナ、フィルター掃除の手入れが不要なエアコン

ルームエアコン「ReLaLa(リララ)」の2023年モデル

コロナは、ルームエアコン「ReLaLa(リララ)」の、フラッグシップモデル「Zシリーズ(2023年モデル)」、スタンダードモデル「Nシリーズ」、窓に取り付ける「ウインドエアコン」を、3月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、170,000円~240,000円前後、85,000円~110,000円前後、ウインドエアコン(冷房専用シリーズ)は60,000円~85,000円前後、同(冷暖房兼用タイプ)は100,000円前後。

フラッグシップモデル「Zシリーズ」

Zシリーズは、最大約3Lの結露水で熱交換器の汚れを洗い流す「アクアドロップ洗浄」、熱交換器の汚れを落ちやすくする「クリアフィンコート」、フィルター自動掃除機能、脱着が簡単な「ワンタッチダストボックス」などの手入れ機能や、「人感センサー」などの省エネ機能を搭載する。ラインナップは、冷房時の適用畳数が6畳〜18畳用の5機種。

「アクアドロップ洗浄」は、本体内部で1時間あたり最大約3Lの結露水を発生させ、室内機内部の熱交換器に付着した汚れを洗い流す。

熱交換器(アルミフィン)には汚れが落ちやすい特殊コーティング「クリアフィンコート」を採用。ホコリなどの汚れを簡単に洗い流し、フィン表面の抗菌・防カビ処理で菌を抑制するという。

本体内部で発生させた結露水で、熱交換器に付着した汚れを洗い流す

冷暖房運転の積算時間が約25時間を超えると、運転停止時に自動でフィルターの清掃運転を開始する。フィルターに付着したホコリは、ダストボックスに回収される。ダストボックスは着脱可能で、簡単に捨てられるという。ダストボックスにたまったホコリの手入れは約1年に1回で済む。

2023年モデルからは、ウイルス抑制や除菌、脱臭効果を持つフィルターを新たに搭載。フィルターは手入れが不要で、10年間使い続けられる。

定期的に自動でフィルターを掃除し、付着していたホコリなどをダストボックスで回収する
ダストボックスは着脱可能

スマートフォン用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」により、エアコンのオン・オフ操作などの遠隔操作が可能。遠隔地のエアコンに接続すれば、使用状況を確認できるため、離れて暮らす家族の生活の見守りにも使えるとする。

熱交換器の自動清掃機能を新搭載した「Nシリーズ」

「Nシリーズ」は、「アクアドロップ洗浄Lite」機能を新たに搭載。ラインナップは、冷房時の適用畳数が6畳〜14畳用の4機種。

「Nシリーズ」の室内機

同機能は、本体内部で1時間あたり最大約1.5Lの結露水を発生。その結露水で、熱交換器に付着したホコリや汚れを洗い流す。また、熱交換器の表面には抗菌・防カビ処理「クリアフィンコート」が施されている。

新設計のリモコンを採用。リモコンの表示画面を拡大し、文字の表示を大きくした。運転モードは独立したボタンで選択できるようにし、操作性を向上させた。

「Nシリーズ」付属のリモコン

環境負荷の少ない冷媒を新たに採用したウインドエアコン

ウインドエアコンは、冷暖房兼用タイプと冷房専用シリーズをラインナップする。冷房時の畳数の目安は、冷暖房兼用タイプが4〜8畳。

ウインドエアコン

2023年モデルでは、新たに環境負荷の少ないR32冷媒を採用。オゾン層破壊係数がゼロで、地球温暖化係数は従来のR410Aの約1/3だという。