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Jackery、太陽光発電できるテントや車輪付きポータブル電源を発売へ

JackeryがCES 2023で新製品を展示

Jackeryは、米ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2023」にて、2023年発売予定の「Jackery Solar Generator 3000 Pro」と「Jackery Solar Generator 1500 Pro」を発表した。

そのほか、ポータブルインフレータブルテント「Jackery LightTent-AIR」、ポータブル風力発電アクセサリー「Jackery Air-W」と車輪付きのアウトドア蓄電製品「Jackery LightCycle-S1」を展示していた。

ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせた新たなProシリーズ

「Jackery Solar Generator 1500 Pro」は、2月に発売する予定の、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせた製品。

左から3000 Pro、2000 Pro、1500 Pro、1000 Pro。1000 Proと2000 Proは、2022年に発売済み

Ultra-Charging Systemを備え、持ち運びが簡単なため、これからキャンプや車中泊に挑戦したい人に最適な製品だとしている。

ポータブル電源は、1,512Whの容量と1,800Wの最大出力を備えつつ、ACとソーラーパネルの併用により、最速2時間で充電ACやソーラーパネルから最速2時間で充電できるとする。

ソーラーパネル搭載テントや、車輪付き蓄電器

「Jackery LightTent-AIR」は1,200Wのソーラーパネルを搭載したポータブルインフレータブルテント。テントには防水・難燃のPVCコーティング生地を使用しているため、保温性能に優れ、メンテナンスも簡単だとする。

ソーラーパネルには、ガリウムヒ素(GaAs)系の超高効率太陽電池を組み込み、バッテリーの総出力は1,200W。キャンプ時には、4~5人の電力需要を満たせるとする。

ポータブルインフレータブルテント「Jackery LightTent-AIR」

「Jackery LightCycle-S1」は、車輪付きのアウトドア蓄電製品。最大3,500Whの容量を蓄え、3,500Wの電力を供給可能。

自動車で牽引することで、運動エネルギーを電気に変換して内蔵バッテリーパックを充電する。200kmを移動すると、完全に充電できるとしている。

車輪付きのアウトドア蓄電製品「Jackery LightCycle-S1」

「Jackery Air-W」は、重量5kg未満で出力200Wを備えたポータブル風力発電アクセサリー。風力エネルギーを電気エネルギーに変換し、ポータル電源などの蓄電製品に、安定した電力を供給する。

折り畳むとソーラーパネルのセットと同じくらいコンパクトになり、持ち運びが簡単だという。

ポータブル風力発電アクセサリー「Jackery Air-W」