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BLUETTI、あとから容量を増やせるポータブル電源

容量が拡張できるポータブル電源「AC60」と「B80」

BLUETTI(ブルーティ)は、容量が拡張できる、同社史上最小のポータブル電源「AC60」と「B80」を、4月26日に発売する。価格は未定だが、「AC60」が56,000円~75,000円ほど、「B80」が56,000円~70,000円ほどを予定。

「AC60」の容量は403.2Whで、AC出力は計600W(瞬間最大1,200W)。リン酸鉄リチウムイオン電池と純正弦波インバーターを搭載する。1,000Wのコーヒーメーカーや1,080Wの電動工具、950Wのサンドウィッチグリルを動かせるとする。

出力ポートは、ACが2つ、USB Type-Cが1ポート、同Type-Aが2ポート、DCが1つ備わっているほか、ワイヤレス充電にも対応する。

ACアダプター経由のほか、12V/24Vのシガーソケット、ソーラーパネル、発電機からの充電が可能。ACアダプターであれば最大600Wで入力が可能。0%から80%まで45分で、フルまで1.2〜1.7時間で本体を充電可能。ソーラー(200W)であれば、約2.5〜3時間でフル充電できる。

「AC60」は、リン酸鉄リチウムイオン電池と純正弦波インバーターを搭載する

その「AC60」とつなげて、容量を拡張できるのが「B80」。「B80」の容量は806Wh。USB Type-Cや同Type-Aポート、さらにシガーソケットを備え、単体でもDC出力可能なポータブル電源として使える。

例えば「AC60」に、拡張バッテリー「B80」を2台接続すると、最大容量は2,015Whになる。冷蔵庫やプロジェクター、照明も安心して使い続けられる。

単体でも、USBなどDC出力可能なポータブル電源として使える
「AC60」に、拡張バッテリー「B80」を2台接続すると、最大容量は2,015Whになる

いずれもIP65の防水防塵仕様で、オーバーランディング(車中泊)やビーチキャンプなど、さまざまなアウトドアシーンで活躍するという。また操作パネルのLCDスクリーンや専用アプリで、バッテリーの状態や充放電の残り時間などを確認/操作できる。

「AC60」の本体サイズは290×205×234mm(幅×奥行き×高さ)。重さは8.6kg。動作温度は-20〜40℃。保証期間は6年。

IP65の防水防塵仕様