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トレック、初のロードバイクe-bike「Domane+ AL」。約14kgの軽量モデル

トレック「Domane+ AL」

トレック・ジャパンは、日本ではブランド初のロードバイクタイプのe-bike「Domane+ AL(ドマーネプラス エーエル)」を発表した。価格は549,890円。

パフォーマンスを損なうことなく、エンデュランスロードバイクならではの驚異的な快適さを実現した本格ロードバイクが「Domane」。海外ではすでにカーボンフレームのe-bikeのSLRシリーズが発表されていたが、日本ではアルミフレームの「Domane+ AL」が上陸することになった。

これまでにMTBやクロスバイク、コミューターなど、さまざまなe-bikeをラインナップしているトレックで初のロードバイクタイプのe-bikeとなる。最大の特徴は、約14.06kg(公式値)という軽量さ。

ドライブユニットとバッテリーを搭載するe-bikeはどうしても重たくなってしまうが、トップクラスの軽量さを実現している。そのためFX+ 2同様に、HYENA(ハイエナ)製の軽量のドライブユニットを採用。

最大トルク40Nmのドライブユニットはリアハブに搭載するため、フロントダブルが可能で変速は2×11。バッテリー容量は250Whの「完全」インチューブタイプで取り外しはできない(店頭のみ可能)。3段階のアシストモードで1充電あたりの走行距離は約88km(エコモード)。FX+ 2同様にレンジエクステンダーも用意されており、使用時の最長走行距離150km以上だとしている。

リアハブにドライブユニットを搭載
本体からの直接充電
レンジエクステンダーも用意される

ディスプレイはトップチューブと一体化。アシストレベルとバッテリー残量が確認できるシンプルな作りとなっている。アシストモードの操作スイッチはハンドルバーに搭載されており、目立たない2つのフードマウントコントロールでハンドルバーから手を離さずに安心して操作可能。

トップチューブと一体化したディスプレイ
アシストモードの操作スイッチはハンドルバーに搭載

コンポーネンツはシマノ「105」、カーボンフォーク、ラックマウントとフェンダーマウント、前後に油圧式ディスクブレーキなどを搭載する。タイヤサイズは700×32C。フェンダーなしの場合は38Cで、ありの場合は35Cまで装着可能。車体サイズは49、52、54、56、58、61。カラーはブラックとレッドの2色。

試乗車をお借りしたら、あらためてレビュー記事をお届けしたい。