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トレック、e-bikeに見えない軽量&スタイリッシュな「FX+」。追加バッテリーも用意

トレック・ジャパンは、クロスバイクタイプe-bikeの新モデル「FX+(エフエックスプラス)」を発売した。「FX+ 2」と「FX+ 2 Stagger」の2車種で、価格はどちらも324,500円。

トレックの新モデル「FX+ 2」
跨ぎやすいモデルの「FX+ 2 Stagger」も用意される

世界で人気のクロスバイク「FX」が、標準装備も充実させた形でe-bikeとしてラインナップに加わった。街乗りを好むユーザーのニーズにより応えられるように開発したという。車体重量はMサイズで17.69kg。従来のトレックのe-bikeより約5kgほど軽くなっている。

e-bikeに見えないスタイリッシュなデザイン

これまでのモデルはボッシュ製ドライブユニットを搭載していたが、「FX+」では初となるHYENA(ハイエナ)製のリアハブモーター(40Nm)を採用。軽量さとフレーム設計の自由度が高いため、スタイリッシュなルックスを目指したとしている。

HYENA製のリアハブモーター(40Nm)
操作スイッチ。アシストレベルは3段階。ディスプレイは搭載しないためバッテリー残量の表示も一体化している

大容量バッテリーは使い切るケースも多くないため、フレーム内装のインチューブバッテリーの容量も250Whに抑えて軽量さを考慮している。1充電あたりの走行距離は約67km。また、追加バッテリーのレンジエクステンダー(オプション79,900円)を搭載すれば100km以上の走行距離になる。

インチューブタイプのバッテリー
充電イメージ
ボトルケージアダプターを使用しレンジエクステンダーを搭載すればバッテリー容量は2倍に
左がレンジエクステンダー。25×7.2cm(長さ×直径)というコンパクトなサイズ。容量は250Whで、重量は1.4kg

街乗り向けのモデルとして、バッテリーを電源とする前後ライト、リアラック、前後フェンダー、キックスタンドキックスタンドを備えるなど標準装備が充実。前後輪とも油圧式ディスクブレーキを搭載し、タイヤサイズは700×40Cで、最大タイヤサイズは700×50C(フェンダーなし)、700×45C(フェンダーあり)となっている。

フロントライト
前後フェンダー、リアラック、キックスタンドも標準装備
前後輪とも油圧式ディスクブレーキ

どちらの車種もフレームはS(155-165cm)・M(165-175cm)・L(175-186cm)の3サイズ。カラーバリエーションは、「FX+ 2」はSatin Trek Black、Viper Red、Satin Mulsanne Blueの3色、「FX+ 2 Stagger」はSatin Trek Blue、Satin Trek Blackの2色。

Satin Trek Blue
Satin Trek Black