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人気ホットプレートabien MAGIC GRILLが新しくなって登場

新しくなったabien MAGIC GRILL

abienは、ホットプレート「abien MAGIC GRILL(アビエン マジックグリル)」の新モデルを発表。8月10日より公式サイトで先行予約受付を開始、10月1日より一般販売を開始する。価格は23,980円。一人用サイズの「abien MAGIC GRILL S」の新モデルも同日に発売し、価格は18,480円。

【訂正】価格に誤りがあったため訂正しました(13時59分)

2022年3月末時点でシリーズ累計販売台数13万台を突破した人気のホットプレートを刷新。全体をムラなく温めるサーキットヒーターの性能を引き出す新しいプレート仕様により、蓄熱性能を向上させた。従来モデルは在庫が終了次第新モデルに切り替わる。なお、本稿で紹介する内容は取材時点のもので、発売時の製品仕様は変更される可能性がある。

abien MAGIC GRILL(左)とabien MAGIC GRILL S(右)
abien MAGIC GRILLで、薄いクレープもムラなく焼き上げたところ

温度設定は従来の「強(250℃)/弱(180~200℃)の2段階から、新モデルでは「HIGH(250℃)/MID(190℃)/LOW(150℃)/WARM(100℃)」の4段階で細かく調整できるように精度をアップ。設定温度により調理の幅が広がった。そのほか、裏面をフラットにしたことでデザイン性と防水性を高めた。

温度調節は4段階
左が新モデル、右が従来モデル

新しいプレートにはアルミダイキャストを採用。従来に比べて厚みはわずかに増え、設定温度に達するまでの時間がやや長くなった一方で、蓄熱性が高まり、具材をのせた時の温度変化の上下が小さくなったため、調理時間の見込みが立てやすい。また、輻射熱でローストビーフなどの肉の中まで熱が届きやすいという。

従来モデルと同様に、独自のコーティングで少量の油でも食材がこびりつかず、手入れが楽なほか、脚の部分を外してプレートを洗える。

裏面はフラットに。脚を外しても端子が出っぱらず、置いても下を傷つける心配がないという

最大消費電力は従来モデルよりも若干増えるものの、前述した温度制御の向上により表面が過度に熱くならず、結果的に表面処理の耐久性も高まると見られる。そのほか、詳細な仕様は後日明らかになる予定。

abien MAGIC GRILL Sは1人分の料理にピッタリで、深さのあるプレートで汁物も作りやすい

これまでMAGIC GRILLで80以上のレシピを考案しているというフードスタイリストの松井緋音さんが、実際に新しいMAGIC GRILLでローストビーフを調理。オーブンを使わなくてもトータル約30分で調理できたことで、松井さんも早い仕上がりに驚いたという。

フードスタイリストの松井緋音さん
松井さんが焼いたローストビーフ

ステーキを焼く場合も、普通のホットプレートでは片面を焼くと表面温度が下がるため反対側の焼き時間が分かりにくい一方で、新しいMAGIC GRILLでは「4面を1分ずつ」のように焼いても均一に仕上がったため、肉料理に適しているとのこと。このほかにも新モデルで試したレシピとして、お好み焼きは2枚を同時にムラなく焼き上げられておすすめとのこと。

松井さんのようなプロでなくてもきれいにクレープを焼けていた
ソーセージは、茹でるよりも香ばしくなり、フライパンで焼く時のように皮がはじけずジューシーに仕上がった

abienの松永晴男CEOは、「2021年は大きな一歩の1年」と振り返りつつ「従来モデルはサーキットヒーターのポテンシャルを50%程度しか出せていなかったが、新モデルは70~80%引き出した」と完成度に自信を見せている。

abienの松永晴男CEO