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火を使わない「お灸」ルルドのフェムテック新ブランドから登場

ルルドボーテ フェムオンテック 温灸 AX-HPL151

アテックスは、新ブランド「ルルドボーテ」より、繰り返し使えるデジタルお灸「フェムオンテック 温灸 AX-HPL151」を6月15日に発売する。価格は9,900円。

火を使わない充電式の温灸器。冷えやコリが気になる場所に使用することで、血行促進や疲労回復などの効果を発揮するという。医療機器認証番号は304AKBZX00027000。

冷えやコリが気になる部位を直接温める

本体には熱伝導率の高い素材「グラフェン」を採用。速暖性に優れ、電源を入れて約30秒で40℃、約1分で50℃に到達する。

温度設定は「弱(最大約43℃)/中(最大約50℃)/強(最大約56℃)」の3段階。首や肩、お腹などの気になる部位を温めることで筋肉のコリをほぐして痛みをやわらげたり、胃腸の働きを活発にしたりするという。

温灸器は2個セット。付属の粘着シールで体へ固定するため、寝た状態だけでなく座った姿勢でも使用可能。粘着シールは無香18枚、よもぎの香り12枚が同梱。シールは使い捨てで、別売でも用意する。価格は1,980円(60枚入り)。

マカロンのような本体デザインが特徴。温灸器2つを収納できる充電ケースが付属する。取扱説明書には、おすすめの貼り付け部位が記載されている。

粘着シールで体へ貼り付ける
充電式で繰り返し使える

本体1個あたりのサイズは約46×22mm(直径×高さ)、重量は約30g。充電ケースは約115×60×36mm(幅×奥行き×高さ)、約60g。約15分の自動オフタイマーを備える。連続使用時間/充電時間は約2時間。本体カラーはヌーディピンク。

アテックスは今回、「すこやかに美しく」をテーマとした新ブランド「ルルドボーテ」を発足した。なかでも、「温める」ことで女性の悩みを改善していく製品を「フェムオンテック」シリーズとして開発。6月15日発売の「温灸 AX-HPL151」と「温プレートEMS AX-FRL914」がその第1弾となる。

左から「温灸 AX-HPL151」「温プレートEMS AX-FRL914」

フェムオンテックとは、フェムテックをもとに同社が考えた造語。「オン」には温める「温」と、同社がマッサージ機器開発で培った温熱技術を「on」するという意味が込められている。なお、フェムテックとはFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけ合わせた言葉で、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスを指す。

社員の55%近くが女性だという同社は、これまでも女性向けの製品を多く開発してきた。女性の悩みについて考え続け、たどり着いたのが「温める」ことだった。女性は夏場でも体が冷えてしまうことがあるため、気になる部位を温められるフェムオンテックシリーズで日々の悩みの改善を図る。

製品の開発担当者は、温灸について「マッサ―ジのように誰かに施術してもらう必要や、痛みが伴うことがなく、一人でも静かに使える点が特徴です」とアピール。女性向けのデザインではあるが、肩こりなどが気になる男性にもおすすめとしている。